大塚国際美術館の魅力と弱点に触れる感激の鑑賞体験(その1)
令和6年(2024年)6月下旬、梅雨の時期に訪れた徳島県。当然ながら雨は降りますよね。
この日の天気予報も、高知県から徳島県では線状降水帯による豪雨に警戒するようにと。朝から雨が降る中、レンタカーを走らせて鳴門市の鳴門公園へ。まあ雨が降ることは想定済み。この日は、美術館で長時間過ごすつもりでしたから。
海沿いの駐車場に停め、そこからシャトルバスで美術館の入口に到着。
ここが有名な大塚国際美術館の入口です。山のふもとにあるんですね。
巨大な美術館と聞いていましたが、意外に入口は小さいなと感じました。
ちなみに、入館料は3300円! 高いですが、広さ・作品数・作品のレベルなど、日本一の美術館ともいえるでしょうから、その価値はあるでしょう。
入館するとすぐに昇りの長いエスカレーターが。
これから世界の名画に出会えると思うと、気持ちが高ぶってくる感じでした。
それが、全て本物ではないというのも実にユニーク。
本物とはどう違うのか。それが分かるのか分からないのか、それも非常に興味がありました。
エスカレーターを昇りきるとそこは地下3階(B3)。まだ地下ですが、広いフロアです。
入ってすぐ左手には、ゴッホの「ヒマワリ」や「夜のカフェテラス」の黄色をモチーフにした、Cafe Vincent(カフェ・フィンセント)が。開館早々でカフェにはまだ早い。
右手のカウンターで500円払って音声ガイドを借りました。なんと解説する作品は100点以上、2時間に渡ります。これから長い鑑賞時間が始まります。
イヤホンをセットし、正面のホールにいざ足を踏み入れました。
「わああ」、いきなりシスティーナ礼拝堂なんですね。美しくも壮大で荘厳な空間が現れます。
ローマのバチカン宮殿にあるシスティーナ礼拝堂の内部が再現。すなわち、ルネサンスの巨匠ミケランジェロの傑作で祭壇の壁画の「最後の審判」と複数の天井画の「創世記」が再現されています。
「最後の審判」をアップして見ると、中央にはキリストと聖母マリア。上は天国、下は地獄が生々しく描かれて。
あまりの華やかさと迫力。なんと描かれているのが400名以上。巨大かつ緻密な16世紀初めのフレスコ画。まさに世界の宝ともいうべき作品ですね。
天井画も圧巻で素晴らしいですよね。
数々の聖書のシーンが登場します。同じくアップで撮影しましたが、圧倒的な迫力。
とはいえ、ひとつ本物とは違う点に気づいてしまいました。絵に格子状の継ぎ目があるのが分かるでしょうか。ちょっと目立っています。
実は、これは大塚国際美術館の陶板画(とうばんが)の弱点ともいえるもの。後で触れますね。
とはいえ、ここを撮影できるということが凄い。本物は撮影できませんから。
よく撮影されるので、この部屋が大塚国際美術館のシンボルとも言えるでしょう。
更にもうひとつ。実際のシスティーナ礼拝堂は、側面にも複数の壁画がありますが、ここにはそれが無い。本物は360度、壁画の囲まれた空間でした。
私はもうかなり前にローマで鑑賞しましたが、その記憶が次々に蘇ってくる素敵な体験でした。
それから、この場所が、2018年のNHK紅白歌合戦に登場したのを覚えているでしょうか。
部屋の入口付近には、こんな絵が。
なんと、これは米津玄師(よねづ けんし)さんの絵画作品「Lemon」。ここで楽曲の「Lemon」歌ったのは鮮烈な印象を与えてくれました。
確かテレビのライブ初登場。実は、イラストレーターでもあり、徳島県出身なのですね。それは今回初めて知りました。
と、一部屋でこんなに時間をかけてしまう美術館。凄いところです。
順路に沿って歩くと、左手奥にある「エル・グレコの部屋」に大きな祭壇画が。
煌びやかで豪華ですが、単にそれだけではない。
これはスペインで活躍した巨匠エル・グレコの宗教画で、現在はマドリッドのプラド美術館にある作品とルーマニア国立美術館にある複数の作品を組み合わせたものだとか。
ナポレオン戦争の戦禍で、各地に散逸した絵画を、当初の姿を想定して取り集め、かつての祭壇として再現したのだそう。
レプリカだからできる、素晴らしい試みだと思いました。
そこから中世のフランスやイタリアやギリシャの幾つかの聖堂の再現を経て、またまた凄い礼拝堂へ。
「おぉぉ!」、イタリアのパドヴァにあるスクロヴェーニ礼拝堂の壁画の再現。
しばし動けなくなる程うっとりする美しさと豪華さ。こちらも凄いです。
近代西洋画家の父とも言われるジョットによる14世紀初めのフレスコ画。ルネサンス前の時代ですね。
奥から、入口を振り返って見ても圧倒的な壮麗さ。
様々キリスト教の宗教画で構成され、入口の上に「最後の審判」が描かれています。
アーチ型の天井のブルーが、星の輝く夜空のようにも思えて、、。これが見られて、そして撮影できて感激でした。
それから、この地下3階には、古代の様々な美術品も並びます。
通路の壁や床を飾る美しいモザイク画。もちろん、色は現物そのもので原寸大。
6世紀の初期ビザンティン美術の作品で、当時の東ローマ帝国皇帝と随臣を描いているとか。
イタリアのラヴェンナにあるサン・ヴィターレ聖堂にあるといいます。
このモザイク画を、超アップで撮影。
ご覧の通り、細かい立体感を施していますが、モザイク一片一片の緻密な立体感はありません。
近くで見ないと分かりませんが、やはり本物ではないレプリカ。それは小さな事ことですが、一応、チェックを。
ここから奥を見渡すと、幾つものブースのような区切りがあって、それぞれに古代の美術品が切り取られて展示されています。
ギリシャ文明やローマ帝国などヨーロッパ古代遺跡の美術のハイライトが、ここで幾つも見られるのです。
そのうち、ちょとだけを紹介。(全部なんてとんでもない数ですから)
例えば、世界史の教科書に必ず登場する、有名なアレクサンダー大王のモザイク画。
ナポリ国立考古学博物館にありますが、ここではアップで撮影できるのが嬉しかった。
一方で、やはり大作には例の継ぎ目がありますね。
この辺りを、近くにあった大塚国際美術館の陶板画を紹介するコーナーのスタッフの方に色々と聞いてみました。
そもそも、陶板とはセラミックの大きなタイル。この上に、原画の撮影データを印刷し転写したものを焼き付けたのが陶板画。
この陶板は、幅90cm/奥行2~3mという大きさの制約がある(一品ものでは幅1mも可)とのこと。よって、大きな作品には陶板の継ぎ目ができてしまうのですね。正直、これが弱点かなと思いました。
とはいえ、こちらはナポリ郊外のポンペイ遺跡にあった「秘儀の間」の再現。
少し離れると継ぎ目は気になりませんし、紀元前のいわゆるポンペイ・レッドが完璧に再現されているのはもう感激。
陶板画の色の再現性は驚くばかり、更に色の劣化がないのですから。
こうやって鑑賞していくと、ほぼ全て世界遺産の美術品なんですね。それもまた凄いなと思わざるをえません。
と、ようやく地下3階から地下2階へと上がりました。まだまだ、これからです。
この階も、ルネサンス時代の作品がいっぱいでして。
バチカン美術館で見た大作「アテネの学童」がありました。
ちょっと陶板の継ぎ目が気になりますが。ルネサンスの巨匠の1人、ラファエロによる世界的な名画。16世紀初頭の作。
プラトンやアリストテレスなど、古代ギリシャの有名人が大勢描かれ、そこにレオナルド・ダ・ビンチやラファエロ自身の肖像画も盛り込まれていると言われ、人物探しでも面白い作品です。懐かしかった。
それから、キリスト教の宗教画の定番テーマである「受胎告知」がずらっと並ぶ部屋があってこれも圧巻でした。
中でも、このレオナルド・ダ・ビンチの「受胎告知」は色鮮やかで美しい。初期の作で、計算された構図と遠近法を駆使した作品ともいわれますね。
この大きさなら、継ぎ目も無く完璧な作品という感じがしました。
フィレンツェのウフィツィ美術館の所蔵です。というと、この画家も忘れてはいけません。ボッティチェリ。
はい、美術の教科書でもお馴染みですね。
このように15世紀の「プリマヴェーラ(春)」と「ヴィーナス誕生」が並んで見られるのも嬉しい限り。このように人がいない写真を撮るのに、5分以上は待ちましたよ。
それから、ラファエロの数々の聖母子像も展示されていました。
この「大公の聖母」は、やはりフィレンツェのピッティ美術館の所蔵。また出会えました。2013年に来日、上野に来た時も見に行きました。
本当に美しい絵画ですが、黒の背景が後世に塗られたと聞いて衝撃を受けたのを覚えています。
こういった、大作ではないサイズのフレスコ画は、陶板画にぴったり。本物との差は極めて少ないと思いました。
そこから、ユニークな対になった絵画が見られる部屋へと。
レオナルド・ダ・ビンチの「岩窟の聖母」が2枚並びます。「あっ」と思いました。
左がロンドンのナショナルギャラリーの所蔵で、右がパリのルーブル美術館蔵。
これは私にとって奇跡的な共演で。若い頃、両美術館へ行ってその図録を見比べて違いを鑑賞したものです。それが2枚同時に見られるなんて、、。これも感激でした。
他にも英仏の共演がありますが、もうひとつ圧巻なのはミラノの新旧の共演です。
いよいよ、有名なダ・ビンチの「最後の晩餐」。15世紀末の偉大な壁画の修復前の再現とか。
昔、私がミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院へ見に行った時に見たのは、修復前の作品でした。
劣化しやすいテンペラ画といいますね。
それが、同じ部屋のもう一方の壁には、修復後の現代の「最後の晩餐」があります。
同じ部屋の後ろと前、いや左右で、新旧両方の「最後の晩餐」を見比べることができるなんて、これも凄いの一言。
確かに全く違う絵のようにも見えますね。その構図の技法や人物の逸話などなど、今なお話題性の実に多い作品でもありますよね。
さて、ここでイタリア以外の作品も簡単に紹介しておきます。
これらは、ピーテル・ブリューゲル(父)で16世紀半ばの作品。有名な「バベルの塔」と「雪中の狩人」。ウィーンの美術史美術館にありました。
奥は同じく「ネーデルランドのことわざ」というユーモラスな作品で、ベルリン国立美術の館蔵です。
そして、ネーデルランド(オランダ)というと、この絵が登場します。レンブラント・ファン・レインの「夜警」。
アムステルダムのライクス美術館にあって、オランダを代表する大作。個人的に何度も見た17世紀半ばの作品。レンブラントの数々の作品の奥にそびえるように展示されていました。
ただ、漆黒の大きな背景だと、陶板の格子状の継ぎ目がどうしても目立ってしまい、絵全体からあふれ出るようなパワーが少し弱まっていたような印象。これは仕方がないのかも。
そのオランダのお隣のベルギー、アントワープの名画と言えばこれ。
フランドル画家の巨匠、ピーテル・パウル・リュベンス(ルーベンス)の「キリスト昇架」。17世紀初めの作品で、バロック期宗教画の最高峰とされ、アントワープ大聖堂の収蔵。
児童文学「フランダースの犬」の主人公ネロ少年が、最期に見た作品としても知られていますよね。まさか、徳島県でこんなふうに見られるとは。ちょっと、うるうるしてしまいます。
まあまあ、こんなふうに大塚国際美術館の中の歩いていると、まるでヨーロッパ旅行をしているような気分になるのです。とはいえ、その旅はまだまだ続きます、一旦、今回はこれ位にして、次回に続くとさせて下さい。
最後に、「世界で最も有名な絵が出てこないじゃないか」と言われそうなので、大塚国際美術館レポート(その1)の締めとして、この作品にお出ましいただきます。
もちろん、レオナルド・ダ・ビンチの「モナ・リザ」。
フランスの至宝、ルーブル美術館の象徴、歴史的な数々の謎、その価格と盗難の過去、最近ではスープをかけられたり、、。言うまでも無く、様々なエピソードが詰まった作品ですよね。
ルーブル美術館では、防弾ガラス越しにしか見られませんが、ここではほぼ独り占めで、ガラスも無く、こんな綺麗に撮影できてしまいます。とても美しくて嬉しかった。
「本物との差?」一見、分かりません。ただ、額縁は違うと思いました。
更に、超接近して撮影。
ルーブルでこんなことはできません。
モナリザの肌の部分に存在する細かい絵の具のヒビは?。さすがに、その微細な凹みまでは再現されていません。
「何を見つけているんだろう? 重箱の隅?」とも思いながらも、世界の名画に感激すると同時に微妙な本物との違いを見つけたりして。それが実に楽しかったです。
大塚国際美術館のレポートは続きます。次は、近世から近代の作品群へと。
Otsuka Museum of Art, Naruto, Tokushima, Japan
この記事へのコメント
エスカレーターで昇ってもまだ地下3階?
正面のホールの システィーナ礼拝堂 圧巻ですね☆彡
他もスケールの大きさに驚愕です。
音声ガイドが解説するのが100点以上で2時間もかかるのですね。
これは、覚悟してかからないと~ですね(笑)
たくさんの作品に酔ってしまいそうです。
米津玄師さんはイラストレーターでもあるんですね。
絵画作品「Lemon」徳島県出身だからこそ?
先日もTVのインタビュー番組に出てらして、魅力的な人ですね。
二つの最後の晩餐も興味深いですねーーー
パリオリンピックでも違う意味で物議を醸しました。
いろいろありますが、やはりモナリザは別格
各方面で検証されていますが、永遠の作品でしょうね。
大原国際美術館の画像はよく
見ていましたが
こんなに詳細なことまではわかりませんでしたから
今回ミクミティさんの解説と写真で、なかなかのスケールだと
思い、私も一度足を踏み入れたくなりました。
世界の壁画や絵画が一堂に会している様が凄いですね~!
ミクミティさんは世界の美術館にも行かれて、
その比較も興味深いものがありますね。
お値段がけっこうする事?なんて想像してたら、
見事に外れました。「継ぎ目」の話だったんですね。
それは、まあ…。でも、日本では「金継ぎ」などの
技術も発達しており、継ぎ目をわざと見せて
新しい美を感じさせる文化もあるようですから、
陶板画である事がはっきり分かって、それはそれで
いいんじゃ無いでしょうか。米津玄師が紅白で歌った
シーンは、私もよく覚えてます。なぜここで歌うのかは
分らなかったんですが、徳島出身と聞いて腑に落ちました。
イラストレーターとしても活躍してるんですね。
何となく人柄を偲ばせる作品が好もしい気がします。
大塚国際美術館ですか、TVで紹介されているのを観たことは有るのですが未だ行ったことは有りません。
陶板画で色再現性も素晴らしいと聞いてますし、劣化することなく後世に遺せて、更にこうして一堂に会して比較できるのも嬉しいですね。
私も幾つかの作品は現物を見たことが有りますが、写真に撮れなかった作品も有りますし、それらをこうして気軽に撮れるのは良いですね。
ま、陶板画なので斜めから見れば立体感には欠けるのでしょうが、そこまで細かく鑑賞することは無いですしね。w
大塚国際美術館は一度行きたいと思っている場所です。
世界の名画がレプリカとはいえそのまま再現されていて、触ることも可能、写真も自由に撮れますね。
システィーナ礼拝堂「最後の審判」「創世記」に始まって、米津玄師さんの絵画作品「Lemon」まであるんですね。
「エル・グレコの部屋」スクロヴェーニ礼拝堂の壁画と「最後の審判」見どころ満載、圧巻ですね。
弱点の大作の継ぎ目など微々たること、気にしなくても良いですね。
対になった絵画「岩窟の聖母」、新旧両方の「最後の晩餐」を見比べられるのもユニークですね。レオナルド・ダ・ビンチの「モナ・リザ」がすぐそばで鮮明に鑑賞できるなんて最高です。続きも楽しみです。
まずシスティーナ礼拝堂から始まりましたか。私もバチカンを訪れてオプショナルツアーで入りました。フレスコ画の美しさに圧倒されました。
こちらでは写真撮影OKなのですね。素敵です。世界の各国にある絵画がいっぺんに見られるのはうれしいですね。継ぎ目も遠目だとわかりませんね。
連れも今年母娘旅で訪れ、大変素晴らしかったと言っていました
ミクミティさんは相当良かったと思われたようで、ブログの文面からもよく伝わってきます
自分もかなり昔ですがルーブルでモナ・リザを見ましたし、ポンペイの遺跡も見学しました
しかしながら秘儀の間の壁画の記憶は全くありませんし、当時(30年ぐらい前)は土台と柱が主にある程度で復元された遺跡もあまりなかったような記憶があります
プラド美術館やオスロ国立美術館なども行きましたが、叫びは覚えていますがかなり記憶が曖昧になっています
こちらで一気に有名な絵画などを見る事ができるのは良いですね
また、新旧両方の最後の晩餐や岩窟の聖母を見比べたりできるのはこの美術館ならではですもんね
各国へ行かなくても作品を一度に楽しむことが出来ますね。
有名な絵画がたくさん見応えありますね。
米津さんが出演された紅白歌合戦、大きな話題となりましたね。
彼が描かれるイラスト、とても好きです。ジャケットの絵が
美術館にあるのですね、素敵ですね。
今年の四国旅行ではないと思いますが以前ここを調べたことがあり料金が高いなと思った記憶があります。
陶板画だったのですね。
維持は楽でも製作が大変だったと想像します。
私は拘りないので素性が分かれば繋ぎ目も気にしないし人がいたらむしろ
絵になる人を入れたくなるかも知れません。
これから楽しませていただきます。
>原画の撮影データを印刷し転写したものを焼き付けたのが陶板画。
なるほど。だから再現性が高い一方、大きなものは継ぎ目が現れるのですね。
こういうのは少し遠くから見るほうがいいのかもしれませんね。
ヨーロッパを旅行した気分になれるのもいいですね(^o^)
すっかり忘れてましたがエスカレーター思い出しました。
私は、このあと日帰りで淡路島を巡る予定にしていたので、駆け足で巡ることになりました。次に行くときは、ゆっくり観賞したいものです。
事前に調べてなかったので、これだけ広いとは・・・。
レプリカと思っていても
つい、見てしまいますよね。
一度にこれだけの数を見られるのですから
迫力はありますね。
陶板の弱点・・・理解できました。
解説ありがとうございます。
でも、すごい技術ですね。
免許返納してからバスで神戸から徳島へ渡りましたが大塚国際美術館前に
バス停があり沢山の乗客が下車して行きました、何時かは行って見たい
気持ちが在りましたが今回の記事を拝見して自分で観賞した気持ちに
成りました。
時間が経過しても変化しない絵画も見ごたえがありますね。
倉敷の大原美術館、ルーブル美術館を思い出しました。
こんばんは。
大塚国際美術館、最初に入館料が3,300円とありましたので「高い!」と思ってしまいましたが、その価値は十分ありますね。
最初に長いエスカレーターで上がるのですね。確かに着くまでの間にどのような名画に出会えるのか、気持ちが高ぶりますね。
「最後の晩餐」や「モナリザ」も見れるのですか。ぜひ行ってみたいです(^^)
大昔、ルーブル美術館に入ったころとがありすが、おぼろげならそれおをおもいださいています。
見応えがあります。それにしてもよくぞ撮られました。
大塚国際美術館へは駐車場からシャトルバス。入り口からは長いエスカレーターで昇りますが、それでも地下3階。山の斜面に建てられていることが分かります。
入館すると、すぐ正面のホールの システィーナ礼拝堂。
圧巻で素晴らしいですよ。これが撮影もできるのですから。
音声ガイドも、こんなに解説が多いのは見たことがありません。
作品数は、めっちゃ多いです。
米津玄師さん、イラストレーターなんですね。徳島県出身ということも、今回知りました。
はい、最後の晩餐は、パリオリンピックの開会式でも話題になりました。
大事な意味を持つ作品なのですね。
同じダ・ビンチのモナリザも凄い。不朽の名作をしっかりと味わいました。
大原国際美術館の画像はよくメディアで取り上げられますよね。
私も今回が初めて、たっぷり楽しみましたので、その体験を具体的にレポートしました。作品数が多いので、とても1回では書ききれず。
巨大な美術館です。
もちろん、作品は本物ではないのですが、是非、komichiさんの目でも見て頂きたいです。
はい、「魅力と弱点」。何と表現するか迷いました。
素晴らしいですが、本物ではない。陶板画とは何なのか。
その辺を突っ込んでみたいと思いました。
陶板の「継ぎ目」。大作では、それなりに目立っていました。
江戸時代の「金継ぎ」は渋いですね。確かにそれもユニークな芸術ですね。
米津玄師さんの紅白の登場を覚えていますか。
私も、なぜここでと思っていたのですが、徳島出身と聞いて納得しました。
今や徳島県民にとって大事な場所なのですね。
大塚国際美術館、いろいろとメディアで紹介されていますね。
陶板画は、色再現性も完璧と言えるでしょうし、劣化が無いのも凄いことです。これだけ撮影ができるのも魅力ですよね。
ただ、やはり本物とは違うので、それを認識するのもひとつのポイントと思い、細かく作品を鑑賞しました。
一方で、作品数が非常に多い。見て回るのは大変ですが、それだけ見応えがあるということ。時間かけて鑑賞できたのはいい体験だったと思っています。
やはり大塚国際美術館へ行かれたいと思っていましたか。
世界の名画がずらっとそろった美術館は世界でここだけ。
圧巻の迫力と作品数。見応えがありますよ。撮影できるのも魅力ですね。
システィーナ礼拝堂「最後の審判」「創世記」、圧巻です。
スクロヴェーニ礼拝堂も、世界遺産。こんなにも美しいのかと驚きました。
その中で折角来たので、本物との違いは分かるのか。
そんな思いで、じっくりと鑑賞と観察。大作の継ぎ目はすぐに気づきました。
とはいえ、展示や作品の並べ方。本当に感激する場面が多かったです。
こんな美術館は世界でここしかないでしょう。
レオナルド・ダ・ビンチの作品もこれだけ見られれば、贅沢な気分になりますよ。
はい、雨の予報でしたが美術館の中で1日過ごすつもりでした。
この大塚国際美術館はそれに最適な場所。
紅白で米津玄師さんがここで歌ったのをやはり覚えていますか。
印象的でしたね。
私も、彼がイラストレーターで徳島出身とは知りませんでした。
ローマのシスティーナ礼拝堂も行かれましたか。
美しさに圧倒されますよね。私も強く印象に残っています。
これを写真撮影できて嬉しかったです。
その他にも各国の名画を鑑賞していると、旅行している気分になります。
じっくりとみて、継ぎ目を見つけてしまいました。
大塚国際美術館、お連れさんが今年訪れましたか。
誰もが圧倒されると思いますよ。私もいろんな点で感激しました。
そのひとつは、自分の過去の旅を思い出すことができたから。
ルーブルでは、モナ・リザを見ますよね。
私もポンペイ遺跡を見学しました。実は、私もその時は秘儀の間は見てません。その後、遺跡の展覧会などで知ったのです。
プラド美術館やオスロ国立美術館も行かれましたか。
ここにはそれらの所蔵作品もありました。
複数の美術館の作品のハイライトをそろって見られるのが素晴らしかったです。
そうですね、海外の有名な壁画や名画が大塚国際美術館では再現。
圧巻の見応えでした。
システィーナ礼拝堂の「最後の審判」がやはり人類の宝といった存在感。
高い入館料を払って観るだけの価値は十分あると思います。
修復前と後の「最後の晩餐を」、時空を超えた作品鑑賞ができたのも驚きです。
そうですね、大塚国際美術館。まるでヨーロッパ各地の美術館を巡ったみたいな体験ができます。
いわゆる名画のオンパレード、これは見応えがありました。
米津玄師さんが出た紅白歌合戦、大きな話題となりましたね。
この「Lemon]の絵はジャケットでしたか。なるほど、システィーナ礼拝堂の部屋にありましたよ。これが唯一の日本人の作品と思えました。
そうでしたか、大塚国際美術館のことを調べた末、行かなかったのですね。
はい、ここの絵画は陶板画。劣化はしないので維持は楽ですよね。
確かに、製作は大変でしょうね。
繋ぎ目は気になりませんか。私は細かいことを気にしてしまうようです。
そして、できれば人のいない写真を撮りたいですね。
そんなレポートは次回も続きます。
はい、大塚国際美術館の絵画は陶板画。
やはり、実際に行って見て分かるものがありますね。
色の再現性は申し分ないのですが、大きさには限界があるのですね。
確かに少し距離を置いて鑑賞する分には気になりません。
ヨーロッパ旅行の気分を味わえますよ。
大塚国際美術館の入館料、高かいと思いましたが、これだけの作品が見られるのですから妥当だなとも感じました。世界の美術館に比較すると、むしろ安いと言えるのでしょう。
入口からすぐエスカレーター、ちょっと不思議な構造ですよね。
駆け足で巡られましたか。それは、少し残念。
是非次回は朝からゆっくり観賞して下さい。
はい、レプリカといっても、色は本物そのもので原寸大。
やはり、世界の名画の数々は見応えがあります。迫力も。
一度にこれだけの作品を見られるのは嬉しいことです。
ただ、陶板にも弱みがあるのは確かですね。それを理解しながらも、たっぷり感激した鑑賞体験でした。
バスで神戸から徳島へ渡ると、大塚国際美術館前にバス停があるのですね。
ここで沢山の乗客が下車することでしょう。
私の記事で、ここへ行く気持ちが高まったというなら嬉しいです。
陶板画は色の再現も申し分なく劣化もありません。
やはり世界の名画は見応えがありますよ。
大原美術館、ルーブル美術館、私も行きました。
大塚国際美術館、はい、入館料は3,300円。
一見、高いと思いましたが、これだけ世界の名画を見られるのですから、もの凄い見応え。その価値は十分あると思いますよ。
世界の有名美術館と比べると安いくらいですから。
最初に長いエスカレーターで上がります。気持ちも高ぶりました。
「最後の晩餐」や「モナリザ」。やはり世界の宝ですね。
大塚国際美術館、ご存じなかったですか。
これだけの名画を一堂に観られるのですから、凄いところです。
昔、ルーブル美術館に行かれましたか。
ここへ行くと、ルーブルの記憶も蘇ってくると思いますよ。
あまりに作品が多くて最初丁寧に見ていたら疲れてきて、だんだん雑に見るようになったことを思い出しました。
でもミクミティさんの記事でシスティーナ礼拝堂の華やかさに驚いたこと、
同じ部屋で修復前と修復後の「最後の晩餐」を見上げたことも思い出しました。
陶板画だという先入観が少し見方にバイアスをかけていたかもしれません。
フランスやイタリアに行ったのはその後でしたので再現と言う感覚も薄かった気がします。
私が行ったときは、もちろん米津玄師さんの絵はなかったですが、柔らかい色彩の優しいいい絵ですね。彼が徳島出身だと知ったのは最近のことです。
さすがミクミティさん、しっかり丁寧にしかも冷静に鑑賞されてきたのですね。
次回もまた思い出させてくれることやが新しく知ることが出てきそうで楽しみです。
これでは一万円以上出して
充分満足できるのではないでしょうか
現物の感動もさることながら
こうして一堂に鑑賞できるのも
また素敵なことですね
大塚国際美術館、かなり前に行かれましたか。
最初は丁寧に鑑賞しますが、途中から雑になってしまう、よく分かります。
作品数が圧倒的に多いですからね。
その中でも、システィーナ礼拝堂はいきなりで特に圧巻でしょう。
修復前と修復後の「最後の晩餐」も思い出しましたか。
大塚国際美術館を見てから、フランスやイタリアへ行くのも一興だと思います。
私にとっては、20218年の紅白で米津玄師さんを観て、いつかここへ来てみたいと思ったものです。レポートは次回も続きます。
そうですね、1万円出す価値はあるのかと思います。
ただ、その価格を聞いただけで、ちょっと身構えてしまいますよね。
大塚国際美術館には、現物の感動とは違う感動があるのも確かですから。
江ノ島は3つの連結だったんですね。
大塚国際美術館にも長いエスカレーターがあるんですね。
やはり本物の絵画を見ている方がより楽しめそうですね。
エル・グレコの宗教画のように、レプリカだからこそ、
違う美術館にあり複数の作品を一同に集めることができるんですね。
端から見ていくと一部屋でもかなりの時間がかかりそうですね。
でもそれだけの価値があるようですね。
私も行ってみればよかったと思います。
そうですね、日本一長い単体のエスカレーターは丸亀市の遊園地だそうです。どうも、この辺りは長いエスカレターが多いのかもしれませんね。
大塚国際美術館のエスカレーターもまずまず長かったです。
本物とレプリカの違いは、わずかなのかなと思います。
複数の美術館にある作品が、これだけ盛りだくさんいっぺんに見られるのは凄いことです。これらを鑑賞する価値は間違いなくあると思いますよ。
遅くなりました。
大塚美術館の観賞ルートが全長4キロメートルには驚きます。
時間をかけて丁寧に鑑賞されたのですね。
やはりスケールの違う大塚美術館、冒頭のシスティーナ礼拝堂の天井画や
スクロヴェーニ礼拝堂の壁画が、とても美しく素晴らしいです。
レプリカでも特殊な技術を用いているそうで、その評価は高いと聞きますから
実際の名画を見るような迫力と臨場感を味わえるのでしょうね。
十数年前に娘が行った時は撮影可と不可があったようですが、
けっこう撮影されておいでですね。
ミクミティさんは絵画にも長けておれるので、疎い私も楽しませていただきました。
ありがとうございました。
はい、大塚美術館の観賞ルートは全長4キロ。長かったですよ。
それなりに時間をかけましたが、足りなかったです。
冒頭のシスティーナ礼拝堂からして圧巻で、しばらく見とれて時間を取りますよ。スクロヴェーニ礼拝堂もそうでした。凄かったです。
確かに、特殊な技術を使って、名画が再現されています。
実物大で、色は完璧に再現、実際の絵と同じと思える作品も多いです。
その迫力と臨場感は圧巻でした。
おまけに今は撮影できるのがいいですね。