GWの松島(その2)、美しい新緑の中のお寺巡り(瑞巌寺と円通院)
ゴールデンウィークの宮城県、松島。今回は2回目のレポートです。
我々は、まず遊覧船で松島の島巡りをしてから、五大堂や福浦島へと足を運んだのですが、遊覧船の桟橋の近くにはこんな標柱が建っています。
やはり松島といえば、「奥の細道」が有名。
松尾芭蕉もこの辺りを歩いたことでしょう。この標柱の案内通り、左方向へと道路を渡って。
芭蕉も参詣したという瑞巌寺(ずいがんじ)へと向かいました。伊達家の菩提寺、もちろん楽しみにしてました。
これが総門。海からは70-80m程でしょうか。
東日本大震災の津波の影響で、この辺りにも泥が押し寄せていたそうです。
総門をくぐると参道脇に杉並木が見えてきます。
なかなか立派な杉ですが、なぜか右手側だけ。
実は、かつて参道の両側は、生い茂るような深い杉並木でしたが、やはり津波による塩害で多くの杉の木が枯れてしまったそうです。
そんな被害の面影を残しつつ、参道を150m程歩くと、立派な中門(ちゅうもん)と本堂の屋根が見えてきます。
中門は柿葺(こけらぶき)屋根の重要文化財。手前には迫力ある立派な杉が残っています。
津波もここまでは到達しなかったのですね。
いよいよ右手の門から中へ入ります。外国人の団体客の後ろを歩いて。
大きな建造物は庫裡(くり)。禅宗寺院の台所だった建物ですが、現在は国宝に指定されています。
東日本大震災時には、壁の一部に被害があったそうですが、建物自体は損壊することはなかったそうです。
門の近くに咲いていた金銀木(きんぎんぼく)。
白い花が黄色に変わって入り混じる、何とも豪華な名前のお花ですね。
ここにあるのがふさわしいなと思いました。
そして、この庫裡が、同じく国宝である本堂へと繋がる入口になっています。
と、写真はここまで。
本堂の中央には、金箔屏風や精緻な彫刻に囲まれた絢爛豪華かつ重厚な孔雀の間(くじゃくのま)があって、もう圧巻でした。
仏壇や伊達政宗像も見事な存在感。写真には撮れませんでしたが、これは日本が世界に誇れる美しい国宝の部屋だと感じ入りました。
しばらく圧倒されながら外に出ました。
やはり東北の覇者、伊達政宗の強大な力と雅な趣味を感じざるをえません。
本堂の中は撮影できなかったので、せめて外観だけでも。
そう思って、再度、正面の中門の前へ繰り出して。
平成の大修理が完了したのが平成30(2018年)とのこと。まだまだ綺麗でした。
中門をくぐって、国宝の本堂を正面から撮影しましたよ。
この本堂も、伊達政宗が慶長14年(1609年)に瑞巌寺を菩提寺として建てた時の建造物の一つ。
伊達家の威光を世に示そうとしたのでしょう。
手前の両側には、政宗が朝鮮から持ち帰りお手植えしたという臥龍梅(がりゅうばい)があって、戦国から江戸初期といった時代を感じさせてくれます。
はい、樹齢400年の梅の木です!
更に、中門の左手には、皇室や藩主の為の御成門(おなりもん)まであります。
こちらは重要文化財。明治天皇の明治9年(1876年)の東北巡幸の際には、瑞巌寺を行在所にしたとか。
それから帰りがけ、参道の左側には、幾つもの洞窟が並ぶのが見えます。
松島の島々と同様、比較的柔らく浸食しやすい地質かと思われます。
こちらは法身窟(ほっしんくつ)
鎌倉時代、宋から帰国した禅僧、法身(ほっしん)が、第5代執権北条時頼と出会った場所と伝わります。
時頼は、法身を開山として瑞巌寺の前身となる円福寺(えんぷくじ)をここに創建。
その円福寺の前身は、奈良時代に天台宗の慈覚大師(じかくだいし)によって創建された延福寺だったとか。その後、平安時代には奥州藤原氏の加護を受けていたそう。
あらためて、瑞巌寺が東北を代表する古刹だということを感じました。
さて、瑞巌寺の次に訪れたのが、西側に隣接する円通院(えんつういん)です。
この頃には、妻は松島湾沿いのお土産屋さんや小売店へ飛んで行ってしまいました。
まあ、確かに松島はショッピングでも十分楽しめる観光地ですから。
と言いながら、私は引き続きお寺巡りを。
この円通院のすごい所は、新緑の美しさ。見る者を圧倒します。
なかなか写真では表現しきれないのですが、外国人の皆さんも”Wonderful!”と驚いていました。
ボリュームのある青モミジに囲まれた石庭が実に見事。
ここが紅葉の名所であることが、うかがい知れますね。
そんな新緑の庭園に朱色の和傘なんかがあると、もう鮮やかなコントラストがたまりません。
絵になっていましたよ。順番待ちでの撮影です。
奥へ入って行くと、緑の向こうに本堂が見えてきます。
大悲亭(だいひてい)といいます。悲しそうな名前ですが、確かにその通り。
伊達政宗の嫡孫となる伊達光宗(みつむね)が19歳の若さで亡くなり、2代藩主の忠宗がその死を悼み、江戸にあった光宗の為の家屋を、この地に移築したとのこと。
文武に優れた光宗は将来を期待された若君だったとか。そう、円通院は、伊達光宗の菩提寺なのです。
そして、この左手の小径をずっと奥へ奥へと進んで行った所に、ひっそりと建つお堂が三慧殿(さんけいでん)。
これが伊達光宗(みつむね)を祀る霊廟です。正保3年(1646年)の建立された重要文化財。
この中に伊達家の至宝といわれる厨子(ずし)があって、光宗像が鎮座します。大きくはないですが非常に荘厳。
写真撮影は控えました。この厨子には、洋バラや水仙、更にダイヤ/クローバー/ハート/スペードといった西洋柄の模様が描かれているが特徴的。不思議な感覚で惹かれました。
一方で、三慧殿の近くの岩肌には、こんな洞窟群がありました。
これらは約700年前に造られたものだとか。つまり鎌倉時代の遺構です。
こういったお墓は、神奈川県の古都、鎌倉でも見られます。「やぐら」といいますね。
伊達家の菩提寺となるずっと前からここは聖地だったのですね。
その手前に広がる禅林瞑想の庭。
杉林の中のあずまやに、日が差し込んで照らす青モミジがあまりに美しかったです。
それから、円通院には、お寺には珍しいバラの庭がありますが、GWのこの頃はモッコウバラのアーチが印象的でした。
こんなふうに、美しい新緑の庭園の中、歴史に触れながら、円通院の境内を堪能しました。
瑞巌寺と円通院。松島には他にも由緒ある寺院がありますが、この2つが双璧。今回訪れることができて良かったです。
最後に、隣接する瑞巌寺と円通院の間に建っていた民家についても簡単に紹介します。
とは言っても、普通の民家ではありません。
歴史ある茅葺屋根の民家です。水主町(かこまち)の民家だそう。
瑞巌寺周辺には、仙台藩主や家族が松島を遊覧する際、その御座船(ござぶね)を操った水主衆(かこしゅう)が住んでいた町があったのです。
復元された水主衆の家の前には、立派な藤棚が。
白い藤も綺麗ですね。松島の寺院散策の途中、ここに見入って夢中で撮影してしまいました。
松島界隈には様々な魅力があります。
ということで、松島観光のレポートは次回に続きます。
Zuigan-ji & Entsu-in Temples, Matsushima, Miyagi, Japan
この記事へのコメント
もちろん全制覇とはいかないでしょうけどん
何年か前に山寺に行った時に、あの有名な静けさや・・・の句を詠み、芭蕉の句の奥深さを感じたからなんです
松島から五大堂、そして瑞巌寺と、実に素敵な流れですよね
初夏の青々した緑も目に眩しいく、木々の間から吹く風も爽やかってのが画像から伝わってきますよ
外国の方がWonderful!と驚くのも納得です
嬉しいのは海外の方にもこの美しさが分かってもらえた事で、きっと日本に来て良かったと思ってくれている事でしょうね
良い季節に行かれ、天候にも恵まれて良かったですね
松島や ああ松島や 松島や ですもんね。
ですが、この句の作者は
江戸後期の狂歌師、田原坊さんですってね。
松尾芭蕉は松島では一句も詠んでないらしいです(笑)
その美しさにあまりに感動しすぎたらしい??
瑞巌寺は民謡にも歌われてる名刹ですね。
金銀木ってヒョウタンボクの事ですよね?
小石川植物園の入り口で見ました(笑)
さすが、伊達政宗、素晴らしいのを残していますね。
新緑に朱色の和傘、いい景色です。
女性はやはりショッピングにいっちゃいますよね(*^-゚)⌒☆
それでもおおかたはミクミティさんにお付き合いなさってるからお偉いです。
洞窟群も興味をそそられます(^o^)丿
白い藤の花が、清廉な感じがしますね。
今、フジは豆鞘の垂れる季節ですが返り花もいっぱい見られます。
伊達家の菩提寺の瑞巌寺は総門、中門と本堂、庫裡など立派ですね。伊達家の栄華が偲ばれます。
円通院は、新緑の美しさが際立ちますね。行かれた時期が最高でしたね。お寺にバラの庭は珍しいですね。モッコウバラの見事なこと、凄い花付きです。
水主衆の家の前の立派な藤棚、白フジも見頃、素敵ですね。
受けたものの、瑞巌寺の本堂その他は
難を免れたんですか。あの時の事は
何とも言いようが無いんですけど、
まあ、よくぞ無事でいてくれたという
気持ちにはなりますね。政宗お手植えという
伝説のある臥龍梅も無事だったようで…。
この臥龍梅の子孫にあたる梅の花は、
府中郷土森博物館で花見した事があります。
大きな困難の中でも「臥龍梅は残った」
というところでしょうか。
瑞巌寺のさすが伊達家の菩提寺に感動しました。
端正でスタイリッシュ、好きです~☆
法身窟ではかつて瞑想などをしたのでしょうか・・・。
円通院のあふれる新緑の美しさにも目を奪われます~☆
いい時期の素敵な旅ですね。
瑞巌寺、いいですね。
古くからの歴史が続いているって、すごいことですよね。
この辺りは松島があるおかげで、他の地域に比べると津波の被害は小さかったと聞きましたが、それでも塩害で木が枯れたりしてるのですね。
またいつか行ければと思います(^o^)
瑞巌寺は伊達家の菩提寺、その壮大さは伊達家の威光を感じさせますね。
本堂は国宝なんですね。本堂内の仏壇や伊達政宗像、ぜひ見たいです(^^)
法身窟は宋から帰国した禅僧が北条時頼と出会った場所と伝わっているのですか。
「独眼竜政宗」では政宗役だった渡辺謙さん、「北条時宗」では北条時頼役だったのを思い出してしまいました(^^;
円通院は新緑が眩しいほどきれいですね。きっと紅葉時も美しいのでしょうね(^^)
瑞巌寺は有名で孔雀の間もTVなどで見た気がしますがちょっと思い出せません。絢爛豪華な佇まいを見てみたいです。本堂や三慧殿が深い緑に馴染んで見ごたえがありますね。岩肌の洞窟群は長い歴史を経た神秘的な雰囲気を感じました。松島には昔から観光する遊覧船があったのはさすがです。船を操った水主衆の立派な茅葺屋根と白い藤が絵になりますね。
これはラッキー!松島湾巡りの後、瑞巌寺へ行ってみようと思っていたのですが、調子が悪くなってしまって、そのままホテルへ帰ってしまい、かみさん一人で瑞巌寺へ行ってきました。
瑞巌寺の記事は、かみさんが撮ってきた写真だけ公開しようと思っていますw
津波による塩害がこんな所にまで。
国宝にまでなった庫裡、素晴らしいです。
本堂の中が撮影できなくて残念でしたね。
政宗が朝鮮から持ち帰り、植えたという臥龍梅。
残っているのが素晴らしいです。
続いての円通院、青モミジが茂って、
紅葉の名所でもあるんですね。
私は三慧殿が気に入りました。
荘厳で厳かな雰囲気です。
円通院には、モッコウバラのアーチまで。
古代遺跡のような洞窟群とは対照的です^^)
最後に藤棚、今回も見事でした!
円通院も素敵ですね。赤いモミジがとても美しいです。白い藤の藤棚もきれいですね。青空によく映えます。
瑞巌寺とても素敵なお寺、見どころも多いですね。
お庭もきれいですね。円通院の新緑が美しいですね。
白い藤の花がきれい、松島はショッピングも楽しい
それも嬉しいですね。
三陸の美しい海岸、宿の温かいもてなしを感じながら仙台に、園通院の素晴らしい新緑に目を張りました。本当に他を圧倒する美しさに感動を覚えました。
この記事を読まさせて貰い、行ってみたいなぁと。ただ、やっぱり人は多そうですね。普段でも混雑してるのでしょうか。
今年は、暑かったので京都では、藤の花は早かったですが、良かったですね、GW期間中に見られて。
円通院は知りませんでした。京都の庭園を見慣れてますが、東北の庭園はどうでしょうか、池泉回遊式とか枯山水とか。( ^_^)
ほう、奥の細道を巡るのがリタイアの時の夢でしたか。
それは実に風流ですね。巡り甲斐もあることでしょう。
それなら、松島はじっくりと散策されることでしょう。
山寺で、それを感じられたのですね。分かるような気がします。
今回のレポートでは、瑞巌寺から円通院へ。
瑞巌寺の豪華さと新緑の美しさの趣をたっぷりと感じられる散策でした。
外国人も十分楽しめると思いました。
GWは人も多いですか、陽気としては絶好の時期かもしれません。
はい、奥の細道と言えば、「松島や ああ松島や 松島や」が有名ですね。
よくご存じで、これは芭蕉の句ではないです。
「芭蕉は松島では一句も詠んでないらしい」、そうでもないらしいです。
それを次回レポートします。
瑞巌寺は、思っていた以上に古刹だと知りました。
はい、金銀木はヒョウタンボクのこと。ご存じのとおりです。
ここには、伊達政宗の豪壮で雅の趣味が残されていると思いましたよ。
一方で、円通院の新緑もとても魅力的。
妻には、この良さが分からないのですよ、、。
洞窟群には、鎌倉を思い出し、その歴史に思いを馳せます。
白い藤の花も、あらためて美しいなと実感しました。
伊達家の菩提寺の瑞巌寺、その存在感と豪華さな圧巻でした。
やはり、ここへ来て伊達家の栄華と政宗の趣味を感じたりしました。
円通院は、新緑の美しさが際立っていました。
写真の綺麗に撮るのはなかなか難しい。それでもトライしました。
お寺にバラの庭は珍しいです。支倉常長の影響で古くから西洋趣味があったといいます。水主衆の家の前の立派な白ふじの藤棚、清楚で惹きつけられましたよ。
はい、津波で参道の杉並木は多数が枯れてしまったとのこと。
瑞巌寺の本堂や伽藍は、津波は来なかったものの、地震での被害はある程度あったそうです。平成の大修理で見事に蘇っています。
そこにある臥龍梅。今でも見事に花を咲かせるのが素晴らしいですよね。
府中郷土森博物館にその子孫があるのですか。
はい、瑞巌寺は伊達家の菩提寺、その豪壮さと豪華に感動でした。
これは日本が誇れる文化財ですよ。
確かに、外観は端正でスタイリッシュ、中の煌びやかさも凄いですよ。
法身窟ではかつて瞑想や祈願をしたでしょうね。
円通院のまぶしい程の新緑、圧巻でした。
色といいボリューム感としい、確かにいい時期でした。
瑞巌寺は、伊達家の菩提寺で国宝。本当に素晴らしいと思いました。
その歴史は意外にも古く、その深さをあらためて実感しました。
確かに、この辺りは松島の島々のおかげで、他の地域に比べると津波の被害は小さかったそうです。それでも塩害で多くの長寿の杉並木が枯れてしまったことをしりました。是非いつか行かれて下さい。
瑞巌寺は伊達家の菩提寺、その壮大さと豪華さは伊達家の威光や正宗の趣味を感じさせます。本堂と庫裡が国宝です。
本堂内の孔雀の間は、本当に圧巻です。感動的でした。
法身窟は宋から帰国した法身が北条時頼と出会った場所だそう。
確かに、渡辺謙さんは、「独眼竜政宗」では政宗役、「北条時宗」では北条時頼役でしたね。なるほど、思い出しました。
私も、円通院の紅葉も見てみたいなと思った次第です。
瑞巌寺の孔雀の間を、テレビでご覧になりましたか。
そうでしょう、非常に重厚かつ絢爛豪華。
これは日本が世界に誇れる美しさだと思いました。
円通院の本堂や三慧殿も深い緑に馴染んで素晴らしかったです。
岩肌の洞窟群は長い歴史を経た神秘的な雰囲気があります。
それは次回も綴りたいと思います。
確かに、江戸時代から松島には遊覧船があって観光するスポットだとは、さすが天下の景勝地ですよね。水主衆の茅葺屋根と白い藤に惹かれました。
はい、遊覧船の乗船場のすぐそばに瑞巌寺の参道入り口がありました。
とはいえ、体調を崩されて瑞巌寺へ行けませんでしたか。
それは非常に残念でした。瑞巌寺は宮城県随一の場所でしょう。
それでも、奥様からの土産話と写真があってよかったです。
また機会に行けるといいですね。
奥の細道から瑞巌寺、行かれましたか。そうでしょう。
そこが津波による塩害で、多くの杉が枯れてしまったそうです。
国宝の庫裡と本堂、本当に素晴らしいです。
正直、本堂の中も撮影したかったですが、仕方がないです。
これはまさしく日本の宝だと思いましたよ。
臥龍梅は撮影できました。
円通院の青モミジも美しくて見応えがありました。
ボリューム感があるので紅葉も圧巻だと思います。
その中で、三慧殿は素晴らしいです。外観は非常に趣がありましたし、中の厨子も凄いのです。実はこちらも中は非常に豪華。
モッコウバラのアーチと、洞窟群、いろんな見所がありました。
途中の白藤にも思わす惹かれましたよ。
はい、そうですね。瑞巌寺、有名な民謡にも出てきますね。
それがこんな立派で荘厳なお寺とは。あらためて実家しました。
杉並木が津波の塩害で枯れてしまったことを知り驚きを新たにしました。
円通院も新緑の名園が実に素敵でした。
紅葉時にもいつか行ってみたいです。
途中の白藤にもぐっと惹かれてしまいました。
瑞巌寺は、伊達家の菩提寺で国宝。圧巻の存在感と豪壮さがありました。
中も絢爛豪華で圧倒されましたよ。
一方で、円通院の新緑の美しさには癒されました。
途中で、白い藤の花がきれいに咲いていました。
そこ頃、妻は松島ショッピング巡りだったとは。
今年5月に三陸海岸めぐりでしたか。仙台は経由地ですね。
三陸の美しい海岸、宿の温かいもてなしも良かったでしょうね。
円通院の素晴らしい新緑も味わいましたか。
ボリューム感があって圧倒する美しさがありましたね。
瑞巌寺は、伊達家の菩提寺で国宝。外観も内観も素晴らしいですよ。
京都にあっても引けを取らないと思います。
ただ山際にありますから、それ程広大なお寺ではありません。
やはり鎌倉の寺院を彷彿とさせます。
お庭は、禅宗なので石庭がありますね。池泉回遊式ではありません。
GWで、人が多かったですが、京都ほどではなく、落ち着いて見学できると思いますよ。
円通院の花の寺の雰囲気も鎌倉風。こちらも別の意味で見応えがあります。
行ったとしても子供の頃だと思います。
流石の威容ですね。
円通院の緑は確かに美しい。
私は緑や植生を見て紅葉を想像します。
きっと名所なんでしょうね。
そうでしたか、瑞巌寺に行かれた記憶はないですか。それは意外でした。
東北随一の威容を誇る寺院といえるかもしれません。
特に、本殿の装飾は圧巻でした。
一方の円通院の新緑もボリューム感があって非常に魅力的でした。
これは、紅葉の季節は凄いだろうな容易に想像できました。
まさに名所だと思います。
松島と言えば「奥の細道」が余りに有名ですよね。
そんな松島の瑞巌寺へと続く綺麗な杉並木が消えてしまったのは残念ですよね。震災から10年以上が経ちますし、少しは杉並木の復旧(植林?)も進んでいるかと思ったのですが・・。
そう言えば、瑞巌寺には震災前に行ってますが、改修中で一部にしか入れてないんですよね。
円通院は、私も好きで紅葉撮りに行ったことが有りますが、こんな歴史が有ったんですね。
はい、松島と言えば「奥の細道」で芭蕉が訪れた場所としても有名ですよね。芭蕉も参詣したという瑞巌寺へ杉並木が、スカスカになってしまったのは、確かに驚きですね。震災から10年以上が経ち、これでも整備されてきたのではないでしょうか。杉が育つには100年単位の年月が必要ですからね。
円通院にも行かれましたか。紅葉撮りはいいでしょうね。
私もその季節にも訪れたいですよ。
もっと内陸にあったような印象がありましたが、あらためて地図で見ると、けっこう海岸に近いのですね。
ちょっと被災地という印象がないのですが、杉並木が片側ぜんぶ枯れてしまうとは、やはりこのあたりも被害がひどかったということですね。
円通院には行ったことがありません。
光宗についても知りませんでした。
しかし家光の光の字をもらうとは、やはり相当期待された人物だったのでしょうね。
かなり前に瑞巌寺に行かれましたか。
おそらく、深い杉並木であったから内陸にあるように感じたのだと思います。杉並木が戻るのは、気が遠くなる年月が必要ですね。
円通院、私も伊達光宗は知らなかったのですが、確かに手厚く葬られていることを感じました。