真夏の養浩館庭園で風情を味わって福井市立郷土歴史博物館へ

令和5年(2023年)の8月、私の福井の旅のレポート。今回は福井市街地の純和風庭園へ立ち寄った時のこと。

それは、今は福井県庁になっている福井城址の北東に位置する養浩館庭園(ようこうかんていえん)でした。
養浩館庭園1.jpg
ここは、かつて越前福井藩主の松平家の別邸であった場所。その名は、御泉水屋敷(おせんすいやしき)といったそう。

現代人としてはちょっとその名前に違和感を覚えてしまいますが、、。

だからなのでしょうか、明治17年(1884年)松平春嶽(しゅんがく)によって、お屋敷は「養浩館」と名付けられたとか。

東門から中に入ると、受付の前にすぐに一服したなるような空間がありました。
養浩館庭園2.jpg
緋毛氈 (ひもうせん)のかかった長椅子と和傘があって、ちょっとほっとします。真夏の日差しが照り付けていたので。

頭上の青モミジが鮮やかでした。

屋敷の中に入ると、畳の部屋の障子が解放されていて。
養浩館庭園5.jpg
部屋の外に明るい黄緑色が広がります。何とも不思議な美しさ。

跳ね上げ雨戸もお洒落な感じですよね。窓枠上部も天井も、実は非常に独特な造りになっています。

外を覗くと、そこにあるのは広々とした黄緑の池でした。
養浩館庭園6.jpg
対岸には、築山も見えます。

これだけ緑になっているのは、夏の暑さで発生した「アオコ」と呼ばれる植物プランクトンの影響でしょうか。

おそらく悪い面もあるのでしょうが、これはこれで日光に照らされ水面の鮮やかさが増しているなとも思いました。
養浩館庭園7.jpg
木造の建築とのコントラストも悪くなかったです。

家屋の土台が、ほぼ池に面していますよね。水面の反射が壁に写る様子も心地よかったです。

池に面した部屋に鯉のエサがあって、隣りの人が多くの鯉を招いていました。
養浩館庭園8.jpg
色とりどりの錦鯉や真鯉が合わさって、ちょっと芸術的な感じ。私は横から撮影させてもらいました。

更に、屋敷の内部の部屋もいろいろ見学しました。それぞれが個性的で格式がある造り。

こちらは、御月見ノ間(おつきみのま)。
養浩館庭園9.jpg
床の間の脇棚には、螺鈿細工(らでんざいく)の袋戸があったり。高級感がありますよね。

左手の出窓風の出書院(でしょいん)も凝った造りです。

そして、池の方を向くとこんな額縁の景観でした。
養浩館庭園10.jpg
雲窓と呼ばれる、上部に雲形の一枚板が施された窓から、外の池をのぞみます。

池の向こうには、木造の小亭(しょうてい)が見えて風情たっぷり。

ここで池に映る月を眺められるのだとか。これは粋だなと思いました。

さて、屋敷の外にも出てみましょう。
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そこにも上品な世界が広がっています。真夏でしたが、カエデの一部が色づいていて。

地下水をくみ上げたせせらぎが流れます。

そこに長さ約5mはある自然石の石橋があって、見事と言わざるをえません。
養浩館庭園12.jpg
石橋を渡ったところから眺める杮葺(こけらぶき)の屋根の数寄屋造り(すきやづくり)は、やはり和の趣を感じさせてくれますね。

ここから池の周囲を歩いて、様々な角度から庭園を眺めます。
養浩館庭園13.jpg
養浩館庭園は、池を中心とした廻遊式林泉庭園(かいゆうしきりんせんていえん)。

もとは江戸時代初期、第3代越前福井藩主、松平忠昌(ただまさ)の時代に藩邸となり、7代藩主、松平昌明(まさあき)の頃に現在のような庭園の形になったそうです。

歩いて行くと少しずつ変わる風景。
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池に写る木々や家屋の風景も美しいですよね。

明治後も、松平家の所有地であり、福井の迎賓館として使われていたとか。それが、昭和20年(1945年)の福井空襲で焼失。平成5年(1993年)に復元され公開されたそうです。

ただ、この辺りにある地面に合った蹲踞(つくばい)は、江戸時代当時のものだそう。
養浩館庭園13-2.jpg
福井名産の笏谷石(しゃくだにいし)でできた蹲踞の中からは、今も綺麗で清らかな水が湧きあがっています。

そこから、少し歩いてから池を眺めました。
養浩館庭園14.jpg
蝉の声を聴き暑つさを感じながらも、うっとりして見とれてしまいました。

こんな風景を、かつて藩主も味わったことでしょう。もちろん、松平春嶽公も。

手前の岩は、池の中に立てられた越前海岸の柱状節理の岩組だとか。すなわち、東尋坊(とうじんぼう)辺りの岩ということですね。

更に、池の周りを歩いて、七重層塔のところへ
養浩館庭園15.jpg
緑の陰影が素敵でした。今頃は紅葉で色づき始めている頃でしょうか。

秋の風景も素晴らしいことでしょう。

近くで目についたのは、エゴノキの実。
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これが可愛かったです。

こうやって池を一回り。まるで水に浮かぶような屋敷は魅力的ですね。
養浩館庭園16.jpg
真夏の日差しの下、養浩館庭園の池と建築の美を堪能しました。

また、2019年、令和元年となると同時に、日本遺産に登録されたことを後から知りました。

ここから、西側の林の中を進んでいくと西門から外へ出れます。

そこを出た所には、大きな現代建築があってこちらにも見学しようと思っていました。
養浩館庭園21.jpg
福井市立郷土歴史博物館。立派でした。

中に入る前に、博物館の側面に建つこの方の銅像を確認。
養浩館庭園20.jpg
松平春嶽公です。福井神社のものよりも新しいのでしょう。リアルで端正な銅像でした。

福井の歴史を語る上で欠かせない地元のヒーローなのですね。

博物館では、古代の古墳時代から、東大寺領の荘園であった奈良時代、戦国時代から江戸時代にかけての武将達の活躍など、幅広い展示がなされていましたが、やはり幕末から明治維新の松平春嶽に関する展示が充実していました。

これは、春嶽公が13歳の時の書。
養浩館庭園22.jpg
既に、13歳の頃から「春嶽」という号だったのですね。

その字体からも非凡なものを感じます。

もちろん越前松平家のお宝や文書など数々の貴重な品々がありましたが、私が印象的だったのは春嶽公が主有していたという、生母夫人写真
養浩館庭園23.jpg
激動の時代の政務に携わりながら、2人の女性の写真を持っていたことに、現代人的な感覚がしのばれます。

その他にも、幕末の志士をはじめ明治の皇室・公家や政府高官など、数々の人物写真のコレクションも凄いです。

写真好きだったことと、当時の人物交流の幅広さにも感嘆するものがありました。



最後に、真夏の福井市街の観光の合間で食べた食事についても簡単にご紹介します。

主に駅前の複合施設「ハピリン(Happiring)」に入っているレストランで食べました。

ランチには、福井の名物が揃って味わえる定食。
養浩館庭園25.jpg
越前おろしそばソースカツ丼海鮮丼がありながら、実は主役は分厚い油揚げ。これはあくまで油揚げ定食ですから。

人気店、「竹田の谷口屋」の厚揚げは、深みがあって本当に美味しかったです。

夜は、隠れた福井の名物というムツの照り焼き
養浩館庭園26.jpg
黒まいたけの天ぷらなど一緒に頂きました。これもナイスでした。

夏はカニの時期ではないですが、いろいろと福井のグルメを味わって満足でした。

さて、次回からは福井の郊外へ足を伸ばします。



Yoko-kan Garden & History museum, Fukui, Japan

この記事へのコメント

2023年10月29日 19:43
徳川家康の二男・初代福井藩主・結城秀康のお城でしたね。
福井城址が福井県庁になってるのですよね。
その辺り、歩きました。岡倉天心像も在りましたよね。
御泉水屋敷ですか、松平春嶽も聞き覚えがあります。
養浩館に変えられたのですね。
アオコで緑に染まったお池なんですね~~
池を中心とした廻遊式林泉庭園なんですね。
池が肝ですね~~~
笏谷石でできた蹲踞の中からは、湧水があるんですね。綺麗です。
「竹田の谷口屋」の厚揚げ、わざわざそこまで足を伸ばしたんですよ(笑)
2019年11月の事でした。美味しかったですよ。
2023年10月29日 23:25
御泉水屋敷とはよく言ったもので、
藩主・松平家の別邸は、池水に
浮かぶがごときお屋敷だったんですね。
これだけ池の水際に建てられた御殿は
珍しい気がしました。よほど
池の眺めがお好きな殿様だったんでしょう。
錦鯉がいるから難しいのか、できるなら
時々水を抜いて、きれいな水面を楽しめる
ようにすればいいのにと思うんですが…。
福井は食材の豊富で充実した所。
色んな名物があって楽しそうですね。
2023年10月30日 00:06
こんばんは。
美しい庭園ですね、きれいに整備されていますね。
歴史を感じながら、お庭を散歩するのもいいですね。
鯉がカラフルでアートですね。歴史博物館も、興味
深かったですね。福井の名物、美味しそうですね。
2023年10月30日 08:00
おはよーございます。
福井県もいろいろと見所があるのですね。
水がきれいなところでしょうから、お米もおいしいのでしょうね。
ムツ、おいしそう。好きな魚です。
おいしいものでいっぱいですね!(^o^)!
2023年10月30日 09:16
おはようございます。
8月のお出かけの様子ですが、
日本庭園の佇まいが素敵で暑さを感じさせない
風景ですね。
5mの自然石の橋、お庭に配しているのもすごい
昔の人は本当にすごい事をされていたのですね。

私の福井の印象は東尋坊と恐竜です。
単純です。(#^.^#)
東尋坊には出かけた事があります。
やっと心地よい秋を感じることが出来
ますね。
2023年10月30日 11:22
養浩館庭園、美しい庭園ですね、きれいに整備されています。
水際に建てられた建物、基礎が重要です。どのように作られたか興味深いものがあります。
歴史を感じながら、お庭を散歩するのもいいですね。
歴史博物館も、興味深かったです。
2023年10月30日 16:59
こんばんは!
ぽっかりと水辺にまるで浮かんでいる世に見える
養浩館庭園の数寄屋造りのお屋敷とそこからの風景が
ほんとうに美しく、しばらく留まっていたい感じですね~☆
この建築の管理は水辺の近くでもあって
大変だろう・・・と、余計な心配をしてしまいました(笑)。
春嶽公が13歳の頃の書は将来の大器を感じさせますね。
2023年10月30日 20:59
福井駅周辺のスポットは福井城址や養浩館庭園があるんですね。
私が以前降り立ったのは、福井城址がある方とは反対側のようです。
次回行く機会があればここにも寄ってみたいです。
今頃は紅葉で色づき始めていますか。
エゴノキは花も可愛いですが、実も可愛いですね。
2023年10月30日 21:42
福井は金沢の陰に入ってしまいなかなか目立ちませんが、やはり素敵なところですね。御泉水屋敷、耳で聞くとうーん?って感じですが漢字で書くとなるほどと思いますね。
上から3枚目の窓の外に見える黄緑色のものは何でしょうか?青モミジ?それとも池でしょうか?
思ったのはこういう庭園は緑の木々が生き生きとしている夏の方が見ごたえあるように思えました。
福井のグルメも堪能して、いつもながらその土地を十分楽しまれていますね。
2023年10月30日 21:42
こんばんは!
養浩館庭園は綺麗に整備されて素晴らしいですね。池水辺のこんなに近くに建てられた建物は珍しいですね。長持ちする工夫がきっとされているのでしょうね。
池を中心とした廻遊式林泉庭園は見る角度によって違う景色が見られも魅力がありますね。池に写る木々や家屋の風景は最高です。
福井市立郷土歴史博物館の立派、展示物も興味深いです。
福井の名物も美味しそうです。福井といえば冬場の蟹が浮かびますが、夏場はカニがなくても色々美味しいものがありますね。
2023年10月31日 09:59
こんにちは。
養浩館の畳の外に広がる黄緑色は普段は見られない光景ですね。御月見の間や雲窓から望む景色に日本家屋の美しさを感じました。庭園の数寄屋造りと池の組み合わせはどの角度から見ても和の風情がありますね。ランチと夕食の福井名物が美味しそうです。ランチの主役が厚揚げというのはちょっと意外でした。
おはようございます、池の中に建っている書院・・落ち着きます、日本人ならではとは言いませんが、心落ち着く風情は日本独特の物でしょうね、
yukemuri
2023年10月31日 22:11
へ~、福井にこんな素晴らしい庭園があったなんて全く知りませんでした
やはり自分は食い気の方が先のようです(笑)
ソースかつ丼に越前そば、更には海鮮丼までついているとは豪華ですね
でもそれらをわき役にしてしまう油揚げがあるとはビックリです
ちょっと食べてみたいです
それにしてもナイスなセットを見つけましたね!
2023年10月31日 23:10
こんばんは。

養浩館庭園、家屋の土台が池に面しているのですね。
離れたところから見ると池に家屋が浮かんでいるように見えますね。
実際に見たいと思いました(^^)
ランチはボリュームがありますね。主役は油揚げなんですね。夜は福井の隠れた名物、ムツの照り焼き。どちらも美味しそうですね。
2023年11月01日 07:45
おはようございます。
回遊式庭園は、兼六園や後楽園、栗林公園などが有名ですが、養浩館庭園は知りませんでした。松平家の別邸であった場所だったのですね。
美しい庭園で心が落ち着きますね。特に池に浮かぶようなお屋敷は涼しげです。
こんなところを散策出来たら気持ちいいででしょうね。
2023年11月01日 22:40
こんばんは。
障子越しに見る池と緑、それだけで何となく日本独特の情緒を感じます。
緋毛氈の長椅子と和傘も野点を思い起こさせますし、まさに日本の美ですね。
日本の夏は暑いですが、こうした景色を見ているだけでも心持ち涼むことが出来そうですしね。
2023年11月02日 00:33
こんばんは。
日本庭園の佇まいが素敵で美しい庭園ですね。
5mの自然石の橋・・・すごいです。
歴史を感じながらのお散歩すてきですね。
福井県もいろいろと見所があるんですね。
名物は、美味しそう!!
ムツが、おいしそうです。
素敵な旅でしたね。
2023年11月02日 19:19
こんにちは

維新の歴史を動かした人たち
命を懸けての改革
現代に彼らが生きていたら
何をしてくれるだろうか
2023年11月02日 21:25
こんばんは。

ここは知らなかったです、とても良い所ですね。
今度行きたくなりました。
2023年11月02日 22:02
部屋の外の明るい黄緑色、きれいだなと思いましたが、アオコだったんですか!
見た目はきれいだけど色々弊害もあるようですね。
樹木が多いので紅葉の時期にはさぞかしと思います。
幕末物には必ず出てくる春嶽公、写真が趣味でご自分で写真を撮られたのでしょうか?
福井のグルメ、主役はソースカツ丼でも海鮮丼でもなく、分厚い油揚げとは意外でした。
次回を楽しみにしております。
2023年11月02日 23:54
★nobaraさん、早速のコメント有難うございます。

そうですね、徳川家康の二男は結城秀康。越前福井藩の藩祖となりました。
時代は流れ、岡倉天心も福井藩士だったのです。
そんな幕末に活躍したのが16代藩主の松平春嶽。
名門の出あり、名君。当初の明治政府の中枢にもいたわけですから凄いと思います。養浩館の名付け親だそうです。
池の水は鮮やかな黄緑で、これはアオコでしょう。
猛暑の影響だと思います。
笏谷石でできた蹲踞からの湧水は透き通っていて綺麗だったのですが。
「竹田の谷口屋」の厚揚げは、美味しかったです。
お店まで行かれたのは思い出になりましたね。
2023年11月02日 23:59
★yasuhikoさん、早速のコメント有難うございます。

藩主・松平家の別邸であった御泉水屋敷。
確かに、池に浮かぶようなお屋敷だったようです。
それが復元されているのが素晴らしかったです。
確かに、珍しいと思います。
ただ、池のアオコは少し気になりますよね。
おそらく激しい猛暑の影響で、秋には綺麗な水になっていると思います。
基本的に透き通った地下水を使っているので。
越前ガニは食べませんでしたが、福井は食事をいろいろと味わいました。
まだまだ名物はありますよ。
2023年11月03日 00:06
★ゴンマックさん、早速のコメント有難うございます。

福井の養浩館庭園、旧藩主の別邸ですから素敵なわけです。
明治期には地元の迎賓館だったのですね。
そんな上品で美しい庭園とお屋敷。じっくり鑑賞できて嬉しかったです。
おまけに隣は歴史博物館ですから、歴史を感じられます。
錦鯉がとてもカラフル。
福井の食事でも楽しめました。
2023年11月03日 00:08
★kojiさん、コメント有難うございます。

そうですね、福井市街にも様々な名所がありますね。
かつての藩の中心ですからね。
水がきれいなところでもあります。「いちほまれ」というブランド米もあります。地味ですが、ムツは美味しかったです。
いろいろ味わえました。
2023年11月03日 13:27
アオコの緑に染まった池
お屋敷から眺める風景素晴らしいです
水に浮かんだようなお屋敷
和の趣と粋を感じさせられます
福井の名物料理も堪能なさったのですね
2023年11月03日 18:59
福井に行くなら養浩館庭園は外せないですね。( ^_^)
写真を見せて貰って、所々いろいろ思い出しました。
すっかり忘れてましたが福井市立郷土歴史博物館にも行きました。
来年、北陸新幹線が敦賀まで延びると、福井まで直通で行けなくなるので京都からは不便になるようです。敦賀までサンダーバード、敦賀から新幹線に乗り換えとなるのでね。料金も高くなるみたいだし。
2023年11月03日 23:19
★つむぎさん、コメント有難うございます。

はい、今回の旅は真夏の8月でした。
福井市街の日本庭園、養浩館庭園の佇まいは素敵でした。
やはり暑かったでよ。
5mの自然石の橋は迫力がありました。
それを渡って池の周囲を巡るのです。
福井というと東尋坊と恐竜が思い浮かびますか。
それが当然です。それはまた別途。
秋ですが、今日は暑かった。
2023年11月03日 23:23
★ミニミニ放送局さん、コメント有難うございます。

そうですね、養浩館庭園、美しくて素敵でした。
池沿いの数寄屋造りの建築がよく整備されていると思いました。
確かに、建物の基礎が重要ですね。
江戸時代からの遺構の上に、建物を復元したそうです。
歴史を感じながら、お庭を散策するのは気持ちいいです。
暑くても楽しめました。隣の歴史博物館も興味深かったですよ。
2023年11月03日 23:27
★komichiさん、コメント有難うございます。

そうですね、養浩館庭園の数寄屋造りのお屋敷は、水面に浮かんでいるように見えました。それがこちらの見所であり美しさですね。
真夏の暑さでしたが、うっとりしながら眺めていました。
確かに、風雨があって水位が変わることもあるでしょうから、その維持と建物の保全は大変でしょうね。
春嶽公が13歳の書、正直大人の書と思ってしまいました。
2023年11月03日 23:30
★コスモスさん、コメント有難うございます。

はい、福井駅周辺のスポットとして福井城址や養浩館庭園は代表的です。
福井城址とは反対側に行かれましたか。つまり東側ですね。
私の場合、歴史ある名所に行こうとするので、これらは外せません。
第一優先ですね。
今頃は紅葉で色づき始めていると思います。
こちらは紅葉も素晴らしいはずです。
2023年11月03日 23:36
★かるきちさん、コメント有難うございます。

そうですね、福井は金沢ほど派手ではないですが、渋い名所が幾つもあると思います。私にとってはどちらも歴史ある藩の中心地です。
御泉水屋敷の読み名は、今は非常に微妙ですよね。
ただ漢字としては深みがあります。
養浩館の部屋から見える黄緑色は、池ですよ。
アオコで黄緑に染まっていたのです。これもちょっと微妙なのですが。
夏の庭園は緑。これも日差しを受けて鮮やかに照らし出されると魅力的ですよね。ただ暑さは仕方がありません。
お陰様で、福井のグルメもいろいろと堪能しました。
カニは食べませんでしたが。
2023年11月03日 23:40
★ekoさん、コメント有難うございます。

そうですね、養浩館庭園は綺麗に整備されて素晴らしかったです。
池水辺すれすれに建てられた建物。なかなか珍しいですよね。
維持するのは大変だと思います。
池を中心とした廻遊式林泉庭園で、歩きながら変わる光景を楽しみました。
その水面に浮かぶように見える建物が魅力的でした。
福井市立郷土歴史博物館もなかなか立派、非常に興味深かったです。
福井の名物はいろいろ。結構B級グルメも多いんです。
夏場はカニがありませんが楽しめました。
2023年11月03日 23:44
★ミズバショウさん、コメント有難うございます。

そうですね、養浩館の部屋から外に広がる黄緑色。
ちょっとびっくりするような色合いでした。
御月見の間や雲窓から望む景色は、格別な美しさですね。
まさに藩主の為の風景で、贅沢でした。
庭園の数寄屋造りと池の組み合わせも、様々な角度から楽しめました。
福井名物はいろいろ。結構B級グルメが多いんです。
この厚揚げは良かったですよ。
2023年11月03日 23:47
★fujisanさん、コメント有難うございます。

そうですね、まるで池の中に建っているような書院建築。
魅力的で風情がありますよね。
真夏の暑さでしたが、じっくりと眺めて落ち着けました。
まさに、日本的で心が和む風景だなと思いました。
2023年11月03日 23:51
★yukemuriさん、コメント有難うございます。

そうなんです、福井市街にある養浩館庭園。
なかなか素敵で優雅でした。それ程、観光客も多くはなかったです。
真夏の暑さでしたからね。
私が食べたランチメニュー、ソースかつ丼に越前そばに海鮮丼つき。
だたそれは脇役なのです。有名な油揚げが主役の、油揚げ定食でした。
私は小食なので、ちょこちょこ食べられるのがいいのです。
2023年11月03日 23:53
★narayaa2008さん、コメント有難うございます。

そうなんです、養浩館庭園の家屋の土台がは池に面しています。
それで離れたところから見ると池に家屋が浮かんでいるように見えるんです。
魅力的でうっとりして眺めました。
ランチはボリュームがありますね。
これは油揚げ定食。主役は油揚げなのです。
ムツの照り焼きも良かったですよ。
2023年11月03日 23:59
★OZMAさん、コメント有難うございます。

そうですね、回遊式庭園は日本各地にありますね。
兼六園、後楽園、栗林公園が浮かびますか。私もどれも行きましたよ。
養浩館庭園は越前藩主松平家の別邸。やはり贅沢な景色が味わえますね。
池に浮かぶようなお屋敷はとても魅力的でした。
ただ暑かったですよ。
暑いながらも散策を楽しめました。
2023年11月04日 00:03
★空蝉さん、コメント有難うございます。

部屋の障子越しに見る池と緑、あまりに明るい色合いに惹かれました。
日本的な和の情緒に、鮮やかな光と色が共演していたと思います。
緋毛氈の長椅子と和傘も野点を思い起こさせますね。
これも趣がありますよね。
真夏の暑さの中、こんな景色を見て和んでいました。
2023年11月04日 00:06
★ろこさん、コメント有難うございます。

養浩館庭園、和の佇まいが素敵でうっとりとしました。
そこに、5mもある荒々しい自然石の橋。その共演が魅力的でした。
かつての藩主の別邸ですから、そんな歴史を感じながら散策できました。
福井県もいろいろと見所がありますよ。
日本海側のムツは美味しいですね。
2023年11月04日 00:09
★無門さん、コメント有難うございます。

養浩館庭園、幕末や明治維新の頃も藩主が大事にしていたことでしょう。
明治になってお城は政府に提供しましたが、ここは私宅だったそうです。
松平春嶽が現代にいたら、、、。
改革を断行してますかね。
2023年11月04日 00:11
★poniesさん、コメント有難うございます。

養浩館庭園は、行かれませんでしたか。
和の風情たっぷりで、水面に浮かぶような数寄屋造りの建築の風景がたまりませんでした。是非、いつか行かれて下さい。
紅葉の季節もいいででしょう。
2023年11月04日 00:16
★かっちゃんさん、コメント有難うございます。

部屋の外の明るい黄緑色、ビックリするくらい鮮やかな色合いでした。
おそらく、池のアオコだと思います。
真夏の暑さで発生していたと思います。弊害もあるでしょうね。
確かに、モミジも多かったので紅葉の時期も素晴らしいと思います。
幕末物には登場する松平春嶽公、写真が趣味だったとは。
ご自分でも撮ったのではないでしょうか。慶喜公はそうですよね。
福井のランチ、主役はソースカツ丼でも海鮮丼でもなく、分厚い油揚げ。
これは油揚げ定食なのです。
2023年11月04日 00:19
★ジュンさん、コメント有難うございます。

そうですね、池に黄緑色は鮮やかでした。
おそらく真夏に発生したアオコだったと思います。
お屋敷から眺める風景もいいですし、外から眺める水に浮かんだようなお屋敷も、どちらも非常に魅力的でした。
確かに、和の趣と粋を感じますね。
福井の名物料理。結構庶民的なB級グルメも多いのです。
2023年11月04日 00:22
★壬生里さん、コメント有難うございます。

やはり、養浩館庭園へ行かれましたね。
私の写真で思い出が蘇って来たなら光栄です。
ここへ来たら、福井市立郷土歴史博物館もセットですね。
歴史好きには外せません。
来年、北陸新幹線が敦賀まで延びると、京都・福井間が直通ではなくなるのは不便ですね。いいことばかりではない。それも世の常ですね。
2023年11月05日 16:05
こんにちは。
池のある風景が主題だったのでしょうか。
日本庭園は大抵池が絡みますよね。
御月見ノ間は月を見るだけに使ったわけではないでしょうが
風流でもあり誰と愛でたのかあるいは密談でもしたのか
ちょっと気になります。
水辺の近くだったから涼しかったのでしょうかあるいは
日当たりがすごくよさげで暑かったものか。
2023年11月05日 21:48
★tamiさん、コメント有難うございます。

そうですね、養浩館庭園は、池のある風景が主題だったでしょう。
それを部屋の中から見たり、外から眺めたり。
どちらも贅を凝らした造りだなとおもいました。
御月見ノ間は、部屋の3方から月を眺めることができたとか。
それぞれ、風流さを追求していたそうです。
迎賓館のような場所ですから、お客様の接待ということでしょうか。
真夏でもちろん暑かったのですが、気持ち的に若干の涼しさがありました。
2023年11月07日 21:11
養浩館庭園は名前は知ってましたが実際には訪れたことがないです。とても魅力的ですね。出書院から眺めた池が魅力的ですね。ここが空襲で焼失して、平成に入ってから復元されたということは初めて知りました。藩政時代のものもいくつか残っているのは不幸中の幸いですね。笏谷石は北前船で運ばれ、秋田市内にもいくつかあります。福井でのお食事も美味しそうですね。
2023年11月11日 21:02
★降魔成道さん、コメント有難うございます。

越前福井藩主の庭園、養浩館庭園。是非行ってみたいと思っていました。
池に浮かぶような家屋が実に魅力的。さすが迎賓館として使われるだけあるなと思いました。
出書院から眺めた池の景観も粋ですよね。
空襲で焼失して平成に入ってから復元されたそうです。
福井名産の笏谷石、やはり北前船で運ばれましたか。
船の重しとしても使われたのではないでしょうか。
2023年11月12日 13:32
池と建物の配置がいいですね。
日本の庭園そのものという感じです。
落ち着きますね。
ゆっくり時間を過ごせそうな気がしてきます。
2023年11月12日 16:47
★ゆうさん、コメント有難うございます。

養浩館庭園、もとは越前福井藩の藩主の庭園だった場所。
池と建物の配置も考えられていますよね。
日本の庭園の趣をたっぷりと感じさせてくれるところです。
暑い真夏でしたが、少し癒される景観でした。
2024年01月03日 19:39
以前というか随分前まで、この辺りに駐車場が無くて、まだお泉水公園の頃に一度、養浩館庭園になってからも一度しか行けてなくて、いずれも駆け足で養浩館に至っては外観しか見れてないですTT やはり入館すべきでした。こんなに美しく復元されているとは@@ミクミティさんがしっかり載せててじっくり拝観@@
機会があったら是非今度は入って見ます^^歴史博物館も足羽山時代にしか行ってないし、じっくり見てみたい景観ですねえ^^

おお@@福井名物三点盛 もうソースカツどん、越前そば、油揚げ@@谷口屋さんなら油揚げがメインになるのは納得かも
2024年01月07日 23:19
★つとつとさん、コメント有難うございます。

やはり福井も近いですからお詳しいですよね。
まだお泉水公園の頃に行かれましたか。
養浩館庭園へは、私はホテルから歩いて行きました。
駐車場はあまり無ったような。となりの郷土歴史博物館にはあったと思います。
機会があったら是非またじっくりと味わって下さい。
秋の紅葉の時期が一番美しいのだと思います。
郷土歴史博物館も新しくて洗練された展示でしたよ。
福井名物三点盛、一気に味わえるのがよかったです。
油揚げは本当に美味しかったです。

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