大沼公園から東へ、しかべ間歇泉に寄って大船遺跡と垣ノ島遺跡を巡って帰路に
令和5年(2023年)6月下旬、私の函館・道南の旅のレポートも今回で最終回になります。
だいぶ時間が経ってしまいましたが、もう少しお付き合い頂ければ幸いです。
旅の最後の日は、残念ながらどんよりとした曇り。ずっと晴れた日が続いていたので仕方がないです。
当初の予定通り、函館のホテルをチェックアウトしてレンタカーで向かったのがこちらでした。
函館から北へ約20キロほど、七飯町(ななえちょう)にあるJR北海道の大沼公園駅です。
可愛らしい駅舎ですよね。電車でも車でも交通の便のいい国定公園なのです。
ここが大沼国定公園の玄関口。
函館から一足伸ばした郊外観光として定番の場所なんですよね。
少し先の湖近くの駐車場に車を移動し、しばらく歩くと大沼湖畔に辿り着きます。
大沼といいながら「湖」なんだと思いながらも、美しい緑と湖水の風景に惹かれました。
その緑の向こうに、薄っすらと駒ケ岳のシルエットが見えていましたね。
湖には幾つもの島が浮かび、その幾つかは橋で繋がっていて、歩いてそれらの島を散策することができます。
その一つ、西大島からは、こんなふうに駒ケ岳が見えました。
手前の足元には、「千の風になって」のモニュメント。
地元産出の石が地面に円形に敷かれた力強い造形。絶好の撮影ポイントで、なかなか人が途切れることがありません。
このモニュメントは、作曲家の新井満さんが大沼の別荘でこの曲を作られたことから、名曲誕生の記念として平成20年(2008年)に完成したのだそう。
そして、近くには遊覧船の乗り場があります。折角だからと乗船しました。
ここまで来たのですから、水上から風景を味わなくては。楽しみにしていました。
島の間をくぐり抜けながら大沼湖の中央部へと航行します。
そこで見えてくるのが、島々の向こうにそびえる駒ケ岳。
天気が良ければ緑と青の鮮やかな景観が味わえるでしょうが、この日は、モノトーンの水墨画のような景色。
島が木々に覆われていて、これはこれで味わい深いなと思いました。
沖合に出ると島は少なくなって、駒ケ岳の全景が見えるようになります。
何とも素敵であり、ちょっと不思議な風景でもありますよね。
寛永17年(1640年)の大噴火でおおよその地形が形作られたとか。その後の幕末から昭和初期まで噴火がありました。
もともと、この辺りは江戸時代の記録でも美しい景勝の地とされたそうですが、函館開港後に外国人の遊歩地区となったことから、多くの外国人が舟遊びに訪れるようになったとか。
明治に入って、函館周辺の人口増加に伴い、風光明媚な名所として観光客が訪れるように。
その中には外国艦船の乗組員も多く、外国の賓客まで訪ねるように。更には、日本の皇室や明治天皇が訪問されるまでに。
この駒ケ岳の美しくもユニークな姿をご覧になったことでしょう。
明治36年(1903年)には、函樽鉄道の開通でアクセスも飛躍的によくなり、北海道の道立公園となったのです。
その後、大正4年(1915年)には、静岡の三保の松原、大分の耶馬溪(やばけい)とともに日本新三景にも選出。
名実ともに日本を代表する景勝地になったのですね。
確かに、こんな島がいくつも浮かぶ光景は、自然が生んだ大きな日本庭園のよう。
全部で126の島があるそう。
陸地に近い島々には幾つもの橋がかけられ、島巡りの散策路になっているのがいいですよね。
人気があるのが分かります。
島の一つ、東郷島の木々の中には、立派な石像が。
いえいえ、もともとここには東郷平八郎元帥の銅像があって、昭和の戦時下で銅像が供出され、今はその台座だけが残るそうです。
遊覧船のガイドさんから説明がありました。
その台座も、緑に囲まれていずれ見えなくなってしまうかも、そんなふうに感じました。
戦後の昭和33年(1958)には、大沼公園は国定公園へ指定。
私が訪れたのは、6月下旬でしたが白いスイレンが見事に咲いていました。
遊覧船からなので、結構距離があって、何とかズームアップしての撮影でしたが。
遠かったですが、コウホネの花も咲いていました。
いずれも、大沼公園の夏の訪れを象徴する花だそうです。
ちなみに、遊覧船の乗船客の約半数は中国人。日本語のアナウンスを聞いても面白くないだろうなと思いながらも、ここが現在の中国人にとって定番の観光コースの一つなのですね。
遊覧船を降り、駅近くの駐車場まで戻ると、ちょうど「特急 北斗」が発車したところでした。
そんな列車が通る線路沿いの道をドライブして湖を縦断。
次の目的地、東の鹿部(しかべ)方面へと向かいました。今度は太平洋側です。
海沿いの道をしばらく進んだところに、ユニークな道の駅がありました。
「道の駅 しかべ間歇泉(かんけつせん)公園」。
駐車場のすぐ近くに温泉蒸し処があって、常に蒸気が吹き出していました。
この温泉の蒸気で、自分で食材を蒸して「蒸し釜セット」を作れるのが面白いです。
ただ、ここにも土方歳三の写真ポールがありました。
明治元年(1868年)、ここから北に位置する鷲ノ木(わしのき)に上陸した榎本武揚艦隊の陸軍部隊を担う土方は、この温泉地に宿営。
疲れをしばし癒したかもしれません。ここから更に箱館へ侵攻したのです。
一般的に箱館戦争といいますが、最初はかなり離れた北側から上陸して兵を進めたわけですね。その後、箱館、松前、江差も。道南全体のかなり広範囲で戦争が行われたことを、あらためて実感しました。
そうそう、ここでの見所は道の駅の裏にある、間歇泉(かんけつせん)。
ちゃんとお金を払って建物の奥へ出て、10分程待つと、この通り湯が激しく吹き上がります。
足湯があって、足湯に浸かりながら眺めるのがいいのです。
これが人工ではなく自然の力というのが楽しいですよね。
と、ここは一服してすぐに次の目的地へと向かいました。一気に時代は遡ります。
なぜって、ここからは縄文遺跡群巡りになるから。
最初は、大船遺跡(おおふねいせき)でした。
紀元前3500年から紀元前2000年頃の遺跡だとされます。本当に長い時代、縄文人が住んでいたのですね。
2021年(令和3年)に世界遺産に指定された「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つです。
太平洋をのぞむ高台の上に遺跡が広がっています。
この復元住居のシーン、どこかでご覧になった方もおられると思います。
吉永小百合さんが登場するJR東日本のCMやポスターにもなった場所ですから。
だからこそ来てみたかったのは確か。天気が良かったら、青い海が綺麗なのですが、、。
それにしても、床下を約2mも掘り込んだ竪穴建物跡もなかなか迫力があります。
近くには、盛土(もりつち)の遺構もありました。
こんなふうに、骨組みだけを復元した建物もあって、その構造を分かり易く示しています。
地面にはシロツメクサが敷き詰められたように咲いていて、ローラングルで撮影。
ここは大きな遺跡ではありませんが、なかなか絵になる光景だなと感じました。
管理棟にある、小さな資料室でこちらで発掘された土器や遺跡の模型を見学しました。
近くには、クリやクルミの木を植樹したりして、縄文の森として当時の姿に近づけようとしています。
まだまだ周囲の道路を整備している段階でもあり、これからも更に魅力ある遺跡として整備されることでしょう。
さて、大船遺跡の次に訪れたのが、3キロほど海沿いの道を下った場所にある道の駅。
「道の駅 縄文ロマン南かやべ」でした。
ここは道の駅でありながら、立派な博物館も併設されています。それが函館市縄文文化交流センター。
こちらは、国宝の「土偶」で有名です。
そこで私は、土偶クッキーをドライブ用のお菓子として購入しましたよ。
ただ、凄いのはこれらの建物の裏側にありました。
海を臨む高台にある広大な敷地の縄文遺跡、垣ノ島遺跡(かきのしまいせき)が広がっていました。
なんと紀元前7000年~紀元前1000年頃という、非常に長期に渡る集落がここにあったのです。
時間が無くて、今回はここから眺めただけ。
やはり、ここも世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つ。国内最大級の盛土遺構があるそうです。
天気が良かったら海を見下ろしながら遺跡巡りの散策が楽しめることでしょう。
私は少し時間を気にしながら垣ノ島遺跡を後にして空港に向かったのでした。
最後に、私が函館の旅の終わりに函館空港で過ごしたひと時について。
太平洋側の東海岸から函館へは、川汲峠(かっくみとうげ)を抜ける道で。実は、土方歳三が函館へ侵攻したルートでもあったのです。
レンタカーを返却して、ようやく空港ロビーで、一息。
函館空港のレストラン「1854 HAKODATE」で、洋食の名店「五島軒(ごうとうけん)」のイギリス風ビーフカレーを夕食に。
イギリス風というのがよく分かりませんが、美味しく頂きました。
フライトは夜発。私は機内でカメラを構えていました。
無謀とは分かっていながら、飛行機から函館の夜景を撮影しようと。
もちろんボケていますが、何とか函館の地形が分かるでしょう。
これが函館の最後の思い出になりました。
お陰様で、無事に「函館と道南を巡る旅」を終えることができました。
今回もいろんな所を巡り、様々な景色を堪能し、歴史に触れられて、とっても満足した旅となりました。これでレポートの終了となりますが、これまでお読み頂いた皆様に厚く感謝いたします。
Onuma Park & Jomon Heritage, Hakodate, Hokkaido, Japan
この記事へのコメント
あ、確かに、大沼湖って沼でありながら湖ですね。w
でも、沼と湖の違いって何なんでしょうね。感覚的には、池<沼<湖って順で大きさで分けてるような気がしますが、、基準が分かりません。ww
それにしても多くの島が有って、これが海ならさながら松島湾って感じでしょうか。。
イギリス風ビーフカレーですか、しっかり煮込んだコクのあるカレーなんでしょうかね。
ま、インドカレーがイギリスに渡って独特に発展し、それが今の日本のカレーに繋がったと言われていますし、、日本人にとっては元祖カレーでしょうか。。?
道の駅「縄文ロマン南かやべ」は2015.05.31.訪問、立派な土偶が在りました。
道の駅「しかべ間歇泉公園」は2016.06.03.訪問、キャンピングカーで乗り込ん
でいましたから近くの温泉を利用して車中泊でお世話になりました。
どちらも記憶にも凝っています。
懐かしく想いながら拝見しました。
旅もいよいよ最後ですね。駒ヶ岳と大沼の景色が
いいですね、絶景ですね。遊覧船に乗っての観光も
素敵です。最後はイギリス風ビーフカレーたくさん
楽しまれて良かったです。素敵な旅レポート楽しませて
頂きました。
晴れていても、時折パラパラッと雨が降る日でしたが、
不思議な形の駒ヶ岳もしっかり見てきました。
大沼では歩いて島の散策ができるんですか。
遊覧船からの眺めも良さそうですね。
近くの海沿いに縄文遺跡群があるんですか。
お天気が良ければ青い海も見られる所なんですね。
機内から函館の夜景が撮れましたね。
函館のレポート楽しませていただきました。
私もそこに行きましたよ。たくさんの野鳥との出会いがありました。
「千の風になって」のモニュメントもレポしましたっけ!
遊覧船にも乗られたんですね。素晴らしい!
日本新三景なんですね。126の島ですか@@
東郷平八郎さんの銅像までも供出されたんですか?逼迫してたのですね。
スイレンやコウホネが咲いていたんですか?
つい最近まで、それらは咲いていましたよね。花期がなが~いです。
「道の駅 しかべ間歇泉(かんけつせん)公園」
興味深いですね~土方歳三さん。イケメンです(笑)
間欠泉って面白い構造ですよね。
各地で見ますけど・・・
「北海道・北東北の縄文遺跡群」新しい世界遺産ですね。
土偶クッキー、面白い+美味しかったでしょうね。
「五島軒」さんのカレーなら間違いないですね(^o^)丿
なが~い渾身のレポ、お疲れさまでしたm(_ _)m
橋がかけられて島巡りの散策路になっているのは楽しいですね。
供出された東郷元帥の像は復元されないのですかね。
台座だけじゃ寂しいです。
「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に登録される前に青森の三内丸山遺跡を訪れたことがあります。
床下を約2mも掘り込んだ竪穴建物跡は大迫力でさすが北海道という気がします。
当時は今より温暖だったのでしょうね。
土方歳三終焉の地「函館」、歴女としては是非訪れてみたいところですがいつになるやら。
とても読み応えのあるレポートで楽しかったです。
道南函館の旅
素敵でしたね
大沼の湖に感動する
中国の人々は
西湖十景になぞらえて
感嘆にふけったのかもしれませんね
函館・道南の旅、よかったですね。私も本当に行きたくなりました。
遊覧船に乗ってみるのもいいですね。
駒ケ岳の姿が素敵です。
北海道・北東北の縄文遺跡群はすごいですよね。
私が小さな頃は登呂遺跡くらいしか知りませんでしたが、それよりも前にこんな生活があったのかと思うとロマンを感じます。垣ノ島遺跡も広いですね。
五島軒という名前は聞いたことがあります。美味しかったようですね。😋
函館の夜景は撮ってみたいですよね。いい思い出になりましたね。
寒かったのですが同じ場所からの景色はちゃんと写しました・・・定番ですからね(笑)
あと 海外での英語のアナウンスはわからない成りにも楽しいもんですよ(笑)
解ればもっといいのでしょうけどね。
縄文遺跡が北海道にもあるのは知らなかったです。
カヌーのようなもので青森あたりから北海道へ上陸されたんでしょうね。
三内丸山遺跡の住民だったりして( ´艸`)
自分も遊覧船に乗りました
まぁ船があればたいていどこででも乗りますけどね(笑)
しかべ間歇泉公園は行った事ありません
なにやら温泉の蒸気を使って料理が楽しめるようですね
自分はそっちの方に興味津々です
大船遺跡ですか?
こちらも全く知りませんでした
〆は空港で五島軒のイギリスカレーですか?
どの辺がイギリスなのか気になりますね
旅行の計画を考えてみたことがあります。
ミズバショウの咲く頃がいいと思ったんですが、
それだとどうもうまく日程が組めないので
諦めました。函館の近くにこんな自然公園が
あるのはいいですね。大船遺跡のことは
よく知らなかったんですが、ここも見応えいっぱい。
特に、深く掘り下げた巨大な建物跡が
気になります。住居跡にしては大きすぎるので、
三内丸山遺跡の場合と同じく、集落の共同施設か
何かと考えた方がいいのかも知れません。
いずれにしても、歴史のロマンが感じられますね。
小さな島々が浮いている姿が不思議に見えますね。
駒ケ岳の山頂もユニークです。
函館の旅、私は函館市内のみの旅でしたが
こんなにたくさんの情報が周囲にあるのだな〜と
感心しました。
いろんなお話ありがとうございました。
大沼公園は半世紀ほど前に行ったことがあります。記憶のかなたで大きな湖だったことしか覚えていません。陸に近い島々に橋がかけられて散策できるのは良いですね。遊覧船からの駒ケ岳の独特の山姿がとても美しいです。スイレンとコウホネもご覧になれて良かったですね。
しかべ間歇泉が勢いよく噴き出しています。足湯につかりながら見るのも楽しそうです。
大船遺跡と垣ノ島遺跡の縄文遺跡群巡りも面白そうです。当時の暮らしぶりの跡や出土品を見るのも良いですね。
イギリス風のカレーも美味しそうですね。日本へはインドからイギリス経由で入ってきたようですね。
飛行機からの函館の夜景、地形がはっきりわかります。
「函館と道南を巡る旅」は盛りだくさん、充実した旅になりましたね。
大沼公園は、新幹線の新函館北斗駅から特急北斗に乗り継ぎ、車窓から何度か眺めています。駒ヶ岳も美しいですよね。
学生の頃は大沼公園までドライブに行った思い出があります。スピード違反の取締りポイントがあり、要注意な場所があったことも、今となってはいい思い出です。
当時は歴史とかあまり興味がありませんでしたが、幕末の知識を得てから観光すると景色も違って見えるのでしょうね。
大沼の遊覧船から島々を前景にした駒ケ岳の眺望がきれいですね。1640年の大噴火に山の形が大きく変わってしまっうほどの規模の凄まじさを感じます。鹿部は行ったことがありませんが間歇泉が道内では有名なのでTVでも時々紹介されています。大船遺跡は見たことがないので紀元前3500~2000年と聞くと興味が湧きました。竪穴式の復元住居は暖かそうで冬の北海道を考えて建てられていますね。北海道に居ながら分からなかった事を拝見させていただいてありがとうございます。
大沼公園にも立ち寄られたんですね~☆
私の若い友人が一人で東京から移住した先が大沼公園のほとりにある
別荘地でしたので、懐かしく想い出しています。
函館市縄文文化交流センターの土偶も素晴らしいですし
大船遺跡も縄文好きにはたまらない場所です~♪
飛行機からの函館もミクミティさんの函館を最後に印象付けた写真ですね~☆
北海道にも縄文遺跡があるのですね。当時の北海道の冬はどれだけのものだったのでしょう。人間が住める環境だった(というのは失礼かもしれないですが)極寒の冬だとしたら今のような暖房や着るものもない時代生き延びることができたのかなと思いました。
北海道でもいろいろな歴史に触れていますね。丁寧な説明ありがとうございます
私もツアーで北海道に行った時に大沼公園に寄りました。ツアーはバスで移動だったのですが大沼公園から洞爺まではJRの特急で移動しました。
大沼公園は風光明媚な所ですね。写真を見せて頂きながら当時の事を思い出しました。
世界遺産にも指定されている縄文時代の遺跡、これは見学したいですね。
函館空港ではイギリス風のカレー、確かにイギリス風というのがよくわかりませんね(^^;
機内から函館の夜景、きれいに撮れていますね。
「函館と道南を巡る旅」、楽しませて頂きました。ありがとうございました(^^)
モノトーンの水墨画のような景色
素敵で綺麗です
自然の美しさ昔からのもの
素敵なレポートで堪能させていただきました
函館から北上するとここを通過することになりますね。
私は会社と個人で2回通ったものの見物することはありませんでした、
背景に駒ケ岳があり素晴らしいです。
大沼の形成と駒ヶ岳の噴火は関係ないのでしょうか。
ここから見る駒ケ岳が一番好きですね、先端が尖っていて格好いいのですね、
最近、壬生の新撰組ゆかりの地を巡ったですが、土方歳三も壬生から北海道まで、随分遠くまで行ったものです。
大阪の先輩一人だけ函館空港から飛行機で帰り、私と滋賀の先輩が、函館からの日本海で帰りました。あれから随分たったので、北海道も是非行ってみたいです。
そうなんです、大沼だから沼かというそうではなく、湖とは。
まあ、それは大した問題ではないですよね。もともと定義は明確ではないので。私も、「池<沼<湖」という順だと思います。
確かに、多くの島があって趣がありました。松島湾とは少し違いますが。
イギリス風ビーフカレーは、なんで、と思ってしまいました。
私は、かつてイギリスに6年位住んでいたのですよ。
道の駅「縄文ロマン南かやべ」も「しかべ間歇泉公園」も、行かれましたか。キャンピングカーで乗り込んだなんて、さすがですね。
そうですね、近くには温泉もありますよね。
いい思い出だったことでしょう。
私は、少し早足で巡りました。それでも、世界遺産の縄文遺跡が見られて嬉しかったです。
そうですね、今回は道南の旅の最後のレポート。
天気はいまいちでしたが、駒ヶ岳と大沼の雄大な景色が味わえました。
モノトーンの絶景も、これはこれでいのかと。
遊覧船は楽しみにしていました。
空港で食べたイギリス風ビーフカレー、美味しかったですが普通のカレーだと感じましたよ。
やはり、大沼公園へ行かれましたか。
天気が変わりやすいところですよね。
不思議な形のシルエット、モノトーンの駒ヶ岳も味わい深いなと思いました。大沼公園では少し歩いて島の散策をしました。
遊覧船からの眺めも気持ち良かったです。
東側の海沿いに縄文遺跡群があります。
まだ世界遺産に指定されて間もないですからね。
本当は、青い海と一緒に遺跡を見たかった。
それでも、十分満足した旅になりました。
はい、大沼公園にも訪れました。
ここでは、野鳥との出会いがありましか。
当然、「千の風になって」のモニュメントは一つのシンボルですからね。
私は、遊覧船に。知名度は低いですが日本新三景なんで。
東郷平八郎さんの銅像は、軍人ですから供出されたのも当然かと。
本当は、間近にスイレンやコウホネを見たかったです。
道の駅「しかべ間歇泉公園」に、土方歳三の写真が。
この辺りを行軍したのです。この間欠泉を見たかも。
はい、「北海道・北東北の縄文遺跡群」は新しい世界遺産。
土偶クッキーはすぐに食べてしまいましたよ。
「五島軒」さんのカレーは函館の定番のひとつですね。
大沼公園、雄大な駒ケ岳の景色と、橋がかけらた島巡りの散策が楽しかったです。供出された東郷元帥の像の跡に時代を感じました。
「北海道・北東北の縄文遺跡群」はまだ新しい世界遺産ですね。
私も青森の三内丸山遺跡へ行きました。
どちらも古代ロマンを感じます。
北海道が温暖だった時代はちょっと想像しづらいですよね。
結局、道南を巡ると各所で土方歳三の足跡に触れることになります。
それを感じる旅でもありました。
私の道南・函館の旅、素敵と言ってもらえると嬉しいです。
大沼の湖に風景にはしみじみとした味わいを感じました。
どんよりした曇りでしたが、晴れとはちがった趣がありました。
それは、中国人にとっても懐かしい景観なのかもしれませんね。
私の函館・道南の旅、レポートを楽しんで頂けのなら嬉しいです。
是非、いつか行かれて下さい。
大沼公園では、遊覧船がお薦めです。天気がよかったら印象もだいぶ違うと思います。それでも、モノトーンの駒ケ岳の景観を味わえました。
北海道・北東北の縄文遺跡群も、見応えがありました。
もちろん、昔は私も登呂遺跡に行きました。
ただ、こちらの方が広大な集落があったことが分かります。
五島軒は、函館の洋食の名店。定番の味を楽しみました。
冬に大沼公園を訪れましたか。
真っ白に覆われた風景も見事なモノでしょうね。
モニュメントの周りも全く違う雰囲気でしょう。四季折々の風景が楽しめるでしょうね。
海外での英語のアナウンス、まあ英語ならともかく、その他は全く。
私は中国語があってもいいかと思いました。
縄文遺跡は北海道にも数多くあります。
世界遺産の構成資産です。実は、この辺りは三内丸山の遺跡より、ずっと古いのですよ。
そうですね、大沼公園は素敵な所でした。是非行ってみたかったのです。
やはり、遊覧船に乗りたくなりますね。
船があればたいてい乗りたくなります。魅力的だから船があるのでしょうから。
ここから、しかべ間歇泉公園へ。私も途中で立ち寄ったのです。
時間があれば、ここで温泉で蒸し料理を楽しむのもいいでしょう。
大船遺跡と垣ノ島遺跡、なかなか凄い縄文遺跡だと思いました。
空港で五島軒のイギリスカレー、普通に日本風で美味しかったです。
そうでしたか、大沼公園への旅行の計画されましたか。
ミズバショウの咲く頃もいいでしょう。少し寒いかもしれませんが。
是非いつか行かれて下さい。
大船遺跡垣ノ島遺跡、非常に長期に渡る集落がここにあったのです。
世界遺産に指定され、今後も遺跡が整備されていくと思います。
深い遺構も確かに特徴的ですね。ずっと温暖の地だったわかですよね。
本当に古代の歴史のロマンが感じられますよ。
大沼公園、初めて見ましたか。
そうなんです、湖に小さな島々が浮いている姿が何ともいえません。
不思議であり魅力的。駒ケ岳のシルエットも美しいですよね。
函館の旅、函館だけではもったいないと思いました。
確かに様々な見所がありますね。
なんと、大沼公園へ半世紀ほど前に行かれましたか。
そうです、結構大きな湖。そこに大小多くの島があるのが印象的でした。
陸に近い島々では橋で渡って散策するのが楽しかったです。
遊覧船も魅力的。曇りでしたがモノトーンの駒ケ岳のシルエットを味わいました。正直、スイレンとコウホネはもう少し近くで見たかったですが。
しかべ間歇泉も面白かったです。
目的は、大船遺跡と垣ノ島遺跡の縄文遺跡群。
遺跡はこれからも整備されると思います。
なかなか広大な遺跡だなと思いました。時代が長いですからね。
イギリス風のカレーは、普通の定番のカレーとして美味しく頂きました。
私の旅のレポートでお楽しみいただき嬉しいです。
大沼公園は、車窓から何度か眺めていますか。
そうですよね、湖を鉄道が縦断しているのもユニークですよね。
車窓から眺める駒ヶ岳もいいでしょうね。
大沼公園までドライブはスピード違反の取締りポイントがありましたか。
自分は大丈夫だったか、ちょっと不安です。
幕末から一気に紀元前へ。凄い歴史のダイナミズムを感じました。
大沼の遊覧船から島々を前景にした駒ケ岳の眺望。
これが大沼公園の象徴的な風景ですよね。
天気はいまいちでしたが、素晴らしいなと思いました。
1640年の大噴火、凄まじいものがあったと思います。
ここから、鹿部へ行く人はそれ程多くはないかもしれません。
やはり、間歇泉は道内で有名なのですね。
大船遺跡へ行く途中に立ち寄りました。
隣の垣ノ島遺跡も合わせて気が遠くなるほど長期の集落があったなんて、本当に不思議です。温暖だったことでしょう。古代ロマンを感じます。
竪穴式の復元住居、私にはこれでも寒そうに感じました。
そうなんです、函館から私も大沼公園へ行きました。
こちらに友人がいるなんていいですね。
そこから東の海側へ。同じルートをたどったのではないですか。
垣ノ島遺跡の函館市縄文文化交流センターの土偶は立派ですね。
大船遺跡の復元住宅もよかったです。
これからも益々遺跡が整備されると思いました。
飛行機からの函館の夜景、ちょっとお恥ずかしいです。
大沼なのに湖、ちょっと変だと思いましたが、この風景を見るとそれはどちらでもいいのかと。遊覧船からの眺めも、本当は晴れた時に見たかったです。それでもモノトーンも味があるなと思いました。
間歇泉はいきなり立ち昇り迫力がありました。
自然の力とは思えないほど。不思議です。
北海道の縄文遺跡は正解遺産。
当時はかなり温暖であったようです。ですので、長期に渡って集落が維持できたのでしょう。
今回は、北海道で様々な歴史に触れることができて嬉しかったです。
やはり、ここは函館とセット行く場所なんでしょう。
やはりツアーで行かれましたか。
大沼公園から洞爺まではJRの特急で移動、いいですね。憧れます。
天気はいま一つですが、それでも大沼公園は風光明媚だなと思いました。
そこから東へ。
世界遺産に指定された縄文遺跡も、なかなか見応えがあります。
是非いつか行かれください。
函館空港でのイギリス風のカレー、普通の日本風で美味しかったです。
機内からの函館の夜景はお恥ずかしいです。
大沼公園、天気はいまいちでしが、モノトーンの水墨画のような景色もなかなか味わいがあるなと思いました。天気がいいと鮮やかな色い合いが魅力的でしょう。自然の美しさ古代の遺跡まで、様々なものに触れることができました。
そうですね、函館から北上してすぐ、ここは交通の要衝でもありますね。
やはり訪れてみたいと思っていました。
大沼の背景に駒ケ岳。見事な眺望です。
この地形は、大沼を含めて駒ヶ岳の大噴火によって形作られたようですよ。
そうですね、大沼公園は四季折々で楽しめる場所でしょうね。
私は初夏の曇りでしたが、それでも美しいシルエットを味わえました。
「千の風になって」のモニュメント、私もカメラに収めました。
そこは、駒ケ岳が一望できる、絶好の写真ポイントですね。
人が絶えず現れます。
そうでしたか、電車の車窓からこの風景をご覧になりましたか。
駒ケ岳の形状は印象に残っていることでしょう。
更に、ここから東へ。
土方歳三の足取りも感じるのです。
本当に大移動で活躍したのですね。道南でも広く行軍したわけで。
そんな道を私も車で飛ばしました。
樹木のある小島が点在するのも美しいものです。
東郷平八郎元帥の銅像、昭和の戦時下で銅像が供出され、今はその台座だけが残るそうですが再建してほしいですね。
函館の夜景が綺麗です。
知らないエリアを分かり易く解説していただき行ったような気分になりました。
大沼公園はバスの車窓から見ましたか。
駒ヶ岳の尖った形状が印象的ですよね。
樹木がはえる小島が、味わいのある景観を作っていました。
東郷平八郎元帥の銅像は台座だけ。何となく、そのうち見えなくなってしまうような気がしました。
飛行機の上からの函館の夜景は、上手く撮れずお恥ずかしいです。
秋川雅史の歌が有名ですが、新井満さんの歌もお上手ですよね。
私も北海道のお城巡りの後に、大沼国定公園へ立ち寄るのも一考かななんて思っています。
「千の風になって」は名曲ですよね。
秋川雅史の歌はもちろん知っていますが、新井満さんも歌うのですか。
それは知りませんでした。
北海道のお城巡りの後に大沼国定公園へ。はい、お勧めのコースだと思います。
ついでに、縄文遺跡にも是非行かれては。
学生時代、函館で夜景を見るまで過ごした後、
距離的に近い大沼公園でテント張って寝ました^^)
翌朝この光景を見ましたが、詳しい説明になるほどです。
駒ヶ岳の形がユニークで、フィルムカメラで撮影したのを覚えています。
その後も北海道旅行をしていますが、鹿部の間歇泉は行ってないので、
興味深く拝見しました。
ビルの廃墟のようなところから噴き出して、これもユニークです。
冬は寒い北海道の縄文遺跡なんですね。
雪が積もる冬の食料は?暖房は?と、気になり調べてみました。
東北3県にも縄文遺跡がありますが、
北海道・北東北の縄文遺跡群は、温暖湿潤な環境のもと 1万年以上にわたり狩猟・採集・漁労をなりわいとして定住生活をしてきた遺跡群とあり、当時は環境が温暖で過ごし易かったわけですね。
最後に機上から函館の夜景、見事です!
次の旅行レポートを楽しみにしています。
そうですか、大沼公園でテントを張って寝たことがあるんですか。
朝の風景も素晴らしかったでしょうね。いい思い出だと思います。
広く北海道旅行をされたのですね。
鹿部の間歇泉は、今回縄文遺跡へ行く途中に立ち寄りました。
ビルの廃墟のような場所は、間歇泉を外から見えなくする壁なのです。
これを見るために、ちゃんとお金を払ってこの中へ入るのです。
北海道の縄文遺跡を調べられましたか。
そうなんです、縄文時代は温暖湿潤だったのですね。
1万年以上の長きに渡り、集落が続いたというのは本当に途方もないことですよね。
機上から函館の夜景、ボケボケの写真でお恥ずかしい限りです。
遊覧船には乗りませんでしたが、駒ケ岳の形がはっきり見えて面白いですね。
道の駅 しかべ間歇泉(かんけつせん)公園」は知りませんでした。
周りの壁が面白いですが、人口の演出なんでしょうね。
「北海道・北東北の縄文遺跡群」の大船遺跡、垣ノ島遺跡にも行かれたのですね。
建物を作らないで、床下を約2mも掘り込んだ竪穴建物跡を見られるのも面白いと思いました。
私は東北の三内丸山遺跡の方にいきました。
歴史の勉強では縄文、弥生とさっさと過ぎていきましたが、縄文時代は長い期間だったのですねぇ。遠い遠い昔の遺跡を見てると思うと楽しくなります。
「函館と道南を巡る旅」充実した思い出に残る時間を過ごされたようで良かったですね。
私のブログで、かつての大沼公園の思い出が蘇ってくれたなら幸いです。
やはり、駒ケ岳の形状は印象的で記憶に残るでしょうね。
ここから東へ向かい、道の駅 しかべ間歇泉公園へ行きました。
間歇泉の周囲が壁になっていて、お金を払わないと入れないのです。
そこから、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の大船遺跡、垣ノ島遺跡へと足を伸ばしました。
海を望む高台で、竪穴建物跡を見るのは不思議な感覚でした。
私も三内丸山遺跡へ行きましたが、また少し雰囲気が違いましたよ。
それよりも古く長い集落だったのです。
駒ケ岳へは赤井川駅から歩かれたのですか、さすが健脚ですね。
大沼公園の「千の風になって」モニュメントは、今や絶好の写真スポットです。新井満さんがこの地で作曲されたとのこと。
しかべ間歇泉公園は、ここからは東へ向かった海沿い。
まさに温泉地で天然のサウナみたいでした。
「北海道・北東北の縄文遺跡群」は幾つもありますが、大船遺跡や垣ノ島遺跡 はこれからも益々整備されるであろう遺跡だと思いました。
いずれにしても私には真似のできない、旅行スケージュールと旅行記には圧倒されました。
北海道の旅へようこそ。
最終回でしたか。遅くなりましたが、今から最初の記事にさかのぼって拝見いたします。
大沼公園は初冬もすてきなところです。
それにしても縄文遺跡もまわられて、道民顔負けの行動力です。
さすがですね。ため息がでてしまいました。
私の函館旅行記、少しでのお楽しみ頂けたなら嬉しいです。
コウホネは思い出の花でしたか。
綺麗で可愛らしい、私ももう少し近距離で撮影したかったです。
今回も歴史を巡る旅、お陰様で道南でいろいろな体験ができました。
本当にお久しぶりですね。
今年も北海道を旅しました。6月でした。
恥ずかしながら道南の旅のレポートを、地元の方に読んで頂けると光栄です。
大沼公園は四季折々で素敵なところでしょうね。
ここから、縄文遺跡へも巡ろうと予定していました。
道民顔負けと言って頂くと嬉しいです。
記憶があいまいになっています。
小さな島々が浮いている姿は面白いですね。
駒ケ岳は長野県でなじんでいるのですが、、、
「千の風になって」のモニュメント。
作曲家の新井満さんが大沼の別荘でこの曲を作られたことから
できたんですね。
これは見ていません。まだできる前でした。
たくさんの情報をありがとうございました。
楽しかったです。
やはり、以前に大沼公園に行かれましたか。
その時からは少し変わっているかもしれませんね。
「千の風になって」のモニュメントは、平成20年の完成だそうです。
ただ、小さな島々が浮いている景色は今の変わらないのでは。
駒ケ岳という名前の山は、日本各地にありますよね。
箱根にもありますし。
私のブログで楽しんで頂けたなら嬉しいです。