桜の時期の鎌倉大仏を眺めてその謎の歴史を想う

令和5年(2023年)3月30日の鎌倉、桜咲く鶴岡八幡宮へ参拝した後に向かったのは、高徳院(こうとくいん)

正式には、大異山高徳院清浄泉寺(だいいさん こうとくいん しょうじょうせんじ)という難しい名前の浄土宗寺院だそうですが、それを知る人はまずいませんよね。

それでも、ここはこの看板にある通り「大仏(DAIBUTSU)」の場所として、誰もが知るところ。
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この辺りは鎌倉市長谷(はせ)の山間。幾つかの桜の木が、緑の山を彩っていました。

ここへは鎌倉駅から江ノ電で来るより、バスの方が直接門前まで来れて便利だなと実感。

その門前に建つ立派な石柱にも「大佛」と書かれています。
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これは江戸時代の享保年間のもので歴史を感じます。

ただ、上部に「聖武帝艸創 東国三十三箇国 総国分寺」と彫られているのが非常に不思議。もちろん、鎌倉大仏は聖武天皇の時代ではないですし、ここは国分寺でもないはず。奈良じゃないですからね。それがちょっと謎なのです。

とはいえ、大勢の人の流れに沿って、仁王門をくぐって境内に入りました。

拝観料300円を払ってしばらく歩くと、左手に一気に視界が開けて鎌倉の大仏様が現れます。
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「ああ、久しぶり!」

神奈川県民として子供の頃から何度も来ていますが、あまりに定番だからか、もう15年以上訪れていませんでした。

それにしても、凄い数の人。それも半分くらいは外国人です。団体客が次々に訪れます。

国寶 鎌倉大佛』と刻まれた石柱が。
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高徳院のご本尊であり、銅造阿弥陀如来坐像(どうぞうあみだにょらいざぞう)というのが正式な呼び方だそう。

昭和33年(1958年)に国宝に指定。

奈良の東大寺の大仏よりも小さいですが、鎌倉時代の完成当時のお顔や姿をほぼ残しているという意味で非常に貴重なのです。奈良の大仏の頭部は江戸時代のものですからね。

今回、そんな歴史ある鎌倉大仏に会いに来たのは、満開の桜と一緒に眺めたかったから。
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高徳院は、特に桜の名所という程、桜の木が多くはないですが、大仏に向かって右手にある大きなソメイヨシノが、何とも魅力的な光景を作ってくれるのです。

大仏と桜の共演、こんな姿を見たかった。
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桜の時期に来るのは初めてで。やはり、桜の威力はすごいですよね。

晴天の下、満開の桜を味わえるのはせいぜい年に2~3日。
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そんな時に来ることができて嬉しかったです。

それは皆んさんも一緒。大勢の人が、この桜と大仏とを一緒に撮影するのに夢中になります。
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春を感じますよね。奈良の大仏様では、こうはいきません。

実際は、曇ったり晴れたり、変わりやすい天気でしたが、何とか目的を達することができました。

もちろん、大仏様そのものもじっくりと拝見しましたよ。

やはり、威厳たっぷりの存在感。あらためて素晴らしいと思います。
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正直子供の頃は、「そんなに大きくないな」なんて感じていましたが、今、大人の目で見ると、長い歴史の重みまで感じられて惹きつけられます。

そもそも、鎌倉大仏は、鎌倉時代の中期の建長4年(1252年)に建造が始まったとされます。

当時、宋から輸入された銅銭を使って鋳造されたともいわれます。当初は金箔が張られていたとか。

両手を膝の上で組む定印(じょういん)を結ぶポーズが有名ですよね。
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その手前に供えられた柑橘系と桜が、これまた素敵でした。

ただ、鎌倉大仏は、その創建当時の経緯や誰が開基で作者なのかもよく分かっていないそうです。つまり謎多き大仏なのですね。
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浄光(じょうこう)という僧が勧進したとのことですが、鎌倉幕府の歴史書「吾妻鏡(あずまかがみ)」にもその詳しい経緯は書かれていないとか。

第5代執権の北条時頼の治世なのに、それ程、幕府は創建に関わっていなかったのか。

同時期に建てられた建長寺のことは詳しく記録が残っているのに。不思議ですよね。

下から見上げるお姿も、重厚で迫力があります。
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そんなミステリアスな鎌倉大仏には、かつて大仏を覆う大仏殿があったことも知られています。

どんな建物だったのか。ロマンを感じます。

大仏殿は、室町時代の大風や大地震で倒壊してしまい、その後再建されることはなく大仏自体も荒廃していったそうです。

戦国時代の北条氏も大仏の修復どころではなかったのでしょうね。

一方で、現在の鎌倉大仏の前には、2塔の銅灯篭が建っています。
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緻密で優雅な意匠のこの燈篭は、どう見ても鎌倉時代のものではないですね。

江戸時代中期の正徳2年(1712年)、浅草の豪商の野島新左衛門が寄進したものだとか。

荒れ果てていた鎌倉大仏は、この野島新左衛門の喜捨を得て、増上寺の高僧、祐天上人(ゆうてんしょうにん)によって修復され、高徳院清浄泉寺として復興されたそうです。この時も江戸幕府の支援ではなかったのですね。

それが無ければ、今の大仏様の姿を拝むことはなかったでしょう。
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新芽が出始めたモミジと一緒に眺めるのも乙なもの。紅葉も綺麗でしょうね。

その近くある椿の色合いも綺麗でした。
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なぜか葉が黄色く色づいていて印象的でした。

そこを抜けて右手には、こんな巨大な藁草履(わらぞうり)が飾られていて微笑ましいです。
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「大わらじ」、これは私が子供の頃にもありましたね。なんと長さ1.8m。

昭和31年(1956年)から、茨城県常陸太田市の松栄(まつざか)町会によって、3年ごとにずっと寄進されて続けているのだそう。知りませんでした。

ここは大仏様の左側。
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横顔と横の姿もカメラに収めました。

やや猫背で頭を前に曲げた姿勢であることが分かります。こうやって視線を参拝者へ降ろしているのでしょう。

しっかりと考えられた、なかなか凝った体勢の形状ですよね。

そして、お背中も。
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そうそう、2つの窓があるのです。子供頃の記憶に残っていて懐かしく感じました。

次に、大仏様の胎内にも入ってみました。今は、50円の拝観料。
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窓からの光で、内部もクリアに見えます。

青銅を鋳って繋ぎ重ねていった造りに、あらためて当時の人達の卓越した技術とエネルギーを感じざるをえません。

上部の穴は、大仏様の頭部。茶色の変色した部分は、昭和の耐震工事で使われた繊維強化プラスチックだとか。

平成28年(2016年)には保存修理も行われたそうです。

こうやって、各時代の人達が大仏を守ってきたわけですね。

少しだけ、境内の奥も紹介します。
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この辺りにも桜の木が何本か咲いていました。

その中でも、この石碑は外せない。
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与謝野晶子(よさのあきこ)の歌碑です。

かまくらや みほとけなれど 釈迦牟尼は 美男におはす 夏木立(なつこだち)かな」の歌は有名ですよね。

確かに「美男」。明治時代には、不謹慎と批判されたりもしたとか。

その奥に建つお堂が月堂(かんげつどう)です。
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小さいながらシンプルで端正なたたずまい。

15世紀中頃の朝鮮王宮内に建てれた建築で、関東大震災後の大正13年(1924年)に寄贈され移築されたそうです。

本当にこの高徳院には、鎌倉時代から各時代の足跡が刻まれている感じがしました。

そのお陰で、今があるんですね。

多くの外国人が訪れて「ワオー!」なんて叫んで一生懸命に撮影している姿を見みると嬉しくなります。
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約770年前に誰が造ったかよく分からない大仏が、その後の様々な時代の人達に愛され守られたりして、今では外国人を喜ばす存在になっているなんて。歴史の面白さを感じました。



最後に、鎌倉大仏を参拝した後に立ち寄った食事処を簡単にご紹介します。

それは、高徳院を出たすぐ向かいにあるお蕎麦屋でした。

十割そば古賀 鎌倉店です。
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店内の石臼で挽いて作られた十割そばが美味しかった。

私が食べたのは野菜天おろしのぶっかけそば。
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まだ少しお昼前だったのですが、お腹が空いていたので、あっという間に食べてしまいました。

これで十分満足、もう少し長谷を巡ってみたくてすぐに店を出たのでした。



Kamakura Daibutsu, Kamakura, Kanagawa, Japan

この記事へのコメント

2023年04月14日 23:06
こんばんは。
大異山高徳院清浄泉寺が正式名称ですか。
ちょっと不謹慎でしょうが、ここはお寺に行くというより「露坐の大仏」の観光に行くって感じですからね。
大仏とサクラ、実に画に成りますね。やはり、神社仏閣や仏像とサクラは似合います。
こうして改めて見ると、やはのこの「露坐の大仏」は元々は大仏殿の中に鎮座していたのだと感じます。遠くから見るより、近くから見上げた方が良いお顔をしていますし。w
私も横浜に20年ほど住んでいましたが、その間に一度も行ってませんでした。その前の群馬時代は何度か行ったんですけどねぇ。ww
2023年04月15日 00:13
与謝野晶子(よさのあきこ)の歌碑
いいですね。
「かまくらや みほとけなれど 釈迦牟尼は 美男におはす 夏木立(なつこだち)かな」
好きなんですよ。
「美男」ですよね。
明治時代に不謹慎と批判されたこと
分かるような気がします。

>約770年前に誰が造ったかよく分からない大仏が、
その後の様々な時代の人達に愛され守られたりして、
今では外国人を喜ばす存在に<
最高です!!!

十割そば古賀 鎌倉店
しばらく行っていませんでした。
十割そば食べにいってこようかな!
2023年04月15日 05:01
おはようございます。
桜と大仏様絶景ですね。私は桜の季節には
行ったことがなくてこんなきれいなお写真を見せて
頂き嬉しかったです。田舎者なので江ノ電しか知らなくて
それで行きました。創建当時の事情も不明な部分も多く
ミステリアスですね。神奈川の方にとっては馴染みの深い
大切な場所なのですね。息子はいったのかしら。大仏様の
横顔と少し猫背のお姿も優しさが伝わりますね。
今度行くことがあったら十割そば頂いてみたいです。
2023年04月15日 09:09
大異山高徳院清浄泉寺(長谷の大仏様の)
亡母を伴って出かけたことがあります。
遠い昔ですが、懐かしく思い出しています。
私たち夫婦もそのシーンではかなり若いです(笑)
あ~これこれ!!
このお姿です。立派ですね~~~\(◎o◎)/
藁草履、立派ですね?大仏さんの???
大仏さまの胎内くぐり、やりました(^o^)丿

野菜天おろしのぶっかけそば!
おいしそうです(涎が・・)
私も山菜の天ぷらの、大好きです。
へぎそば、食べたくなりました(^o^)丿
2023年04月15日 09:15
鎌倉の大仏様を拝んだのはいつだったか調べると、6年前でした。
その前にも行っていますが、桜の時期に行ったことはないかも。
大仏の右手にある桜とのショットはいいですね。
誰が作ったのかわかっていないんですか。
同じように横顔を撮りました。
胎内の拝観料は50円と聞いて同じかなと思いましたが、
6年前は20円でした。
十割そばが美味しそうですね。
2023年04月15日 09:47
こんにちは。

昔の話になりますが私も拝観しました、こんなに詳しくは記憶していません
ガイドさんに説明を受けている感じで拝見しました。
桜と大仏様は一年に数日しか見られないですよね、楽しませてくださって
有難うです。
2023年04月15日 09:59
こんにちは~
大仏様と桜お似合いですね
素晴らしい情景にしばし見とれていたいです
自然の中での仏様優しくていいですね
大仏様の由緒が定かでないのは不思議ですね
でも、今までその時代時代により守る人が出てきて
今があるのですね
私が拝顔いたのは修学旅行の一回だけです。
でも印象に残っています。
関西にいる私は奈良の大仏様は数知れず訪れています
その時の心情によりお顔の見え方が違う心に残る
仏様です。
野菜天ぷらそば、美味しそうです~
奈良だったら何を食べているかな、心に残っている
物は無くて・・芝生に座り食べた柿の葉寿司かもしれません
2023年04月15日 12:38
こんにちは!
桜の季節にしか見られない鎌倉の大仏様と桜のコラボ、素晴らしいですね。
若い頃と10年以上前の2回行ったことがあります。この優しいお顔が素敵です。由緒がはっきりしなくてミステリアスなのも魅力でしょうね。
桜の咲く季節のほんの短い期間に素敵な大仏様にお会いできて良かったですね。
野菜天おろしぶっかけ蕎麦美味しそう~。
2023年04月15日 12:52
こんにちは♪

すごい人ですね。まずそれにびっくりしました。
ここには何回も行ったことがありますが、(といっても直近でも40年前😅)
こんなに人がいたことなかったです。
一般的なイメージでは大仏というと東大寺だったような時代、地味だったかもしれませんね。
でも桜がこんなにきれいな大仏様は初めて見ました。外国の方がこられるのもわかりますね。チャンスがあれば写真に残しておきたいですね。とてもきれいな写真見せていただいてありがとうございます。
👆この指のポーズ真似したくてもできませんよね。

中高の頃2年間藤沢に住んで鎌倉の高校に通って、結婚後も2年間偶然藤沢に住んだりで、鎌倉湘南地域の話題はとても懐かしく嬉しいです。
2023年04月15日 13:28
季節を感じられる写真を写されましたね。
そういう写真をあとで見れば色々思い出すことも多くなりますよね。
桜と大仏様のベストショットの位置は順番を待つ人が並んでいたのではないですか( ´艸`)
古都鎌倉は海外旅行客に変わらない人気がありますね。
2023年04月15日 14:09
鎌倉も一度しか行ってないので、鎌倉大仏には行きました。江ノ電に乗って、それから何処で降りて行ったのか、随分前のことで記憶がありません、( ^_^)
京都も外国人観光客が多くて、何処に行っても多くの方が来られています。コロナ禍前は団体さんが多かったようですが、今は個人で来られているみたいです。
鎌倉大仏の写真を見せて貰ったら、凄い人出ですね。
5月から中国人観光客も増えるようで、今、静かに観光は無理なようです。
2023年04月15日 15:52
鎌倉の大仏へは何回も行きましたが、
桜の季節に行かれ、結構賑わっていますね。
巨大な藁草履や横向き、後ろから胎内にも入られたのですね。
野菜天おろしのぶっかけ蕎麦美味しそう!
長谷寺はアジサイの季節が良いかな。
2023年04月15日 23:18
鎌倉の大仏さん、いい時期に行かれましたね。
満開の桜を手前にした大仏さんは、
普段以上ににこやかないいお顔に感じられます。
この季節に訪問したことは無いので、
とても新鮮に思えました。夏では無いですが、
与謝野晶子の歌の心にも適うんじゃ無いでしょうか。
それにしても、「美男におはす」と言いきる
晶子さんの格好いいこと。『君死にたまふことなかれ』も
そうですけど、躊躇なく本心を言葉にする
与謝野晶子は素晴らしい歌人・詩人だと思いますね。
2023年04月16日 08:03
鎌倉の大仏というと、遠く中学時代の修学旅行を思い出します。もちろん桜の時期ではなかったのですので写真の光景は思い浮かびません。

ところで当方には布袋の大仏が有名ですが、こちらは桜の埋もれた大仏は何度も撮りました、近くを名鉄線が走っているので踏切の信号を入れて撮ると大仏さんが色眼鏡をかけて撮ることができます。こんな写真を撮ったりしてブログにアップしたことを思い出します。
2023年04月16日 18:11
鎌倉大仏さん、観光客で溢れていますね。
桜が良く似合っています。
与謝野晶子さんの歌では釈迦牟尼仏と歌って
いますが、本当は阿弥陀仏なのですね。
内部の様子を見ると苦心の跡が偲ばれますね。
2023年04月16日 18:50
桜と大仏様の共演ナイス!
桜は何と共演してもお互いが引き立ちます。
巨大な藁草履は大仏様サイズなのですね。
鎌倉大仏が総国分寺というのもミステリーです。
大仏様には何度か訪れているのですが、胎内に入ったことないです。
来年は絶対鎌倉に行かなくちゃ。桜の時期は忙しいです。
大仏様の歴史についてもよくわかりました。
ありがとうございます。
ミニミニ放送局
2023年04月16日 20:07
桜の季節に行ったことは無いのですが、そのためか外国人などで随分混雑していますね。
一層優しい顔に見えます。
昔は大仏殿があったそうですが大きな建物だったのでしょうね。
又ゆっくり訪れて見たいと思います。
2023年04月16日 21:54
今年は桜の季節に鎌倉へ行けませんでした。去年、大仏様を訪れたときはまだこれほどの観光客はいませんでしたが、東南アジアから来た人たちが結構いました。やはり桜と大仏様、そして本人を入れての記念撮影をしている姿を見ましたよ。大仏様は謎が多いのですか。知らなかったです。いろいろ勉強になります^^
tami
2023年04月16日 22:47
こんばんは。
お寺の名前なんて頭にありませんでした。
ただ、鎌倉の大仏とだけ。
鎌倉時代からを考えればソメイヨシノとのコラボは最近になり見られるようになったと言えるでしょうね。
私は多分、中学三年生の修学旅行で訪れたのが最初だと思います。
今見たらやはり全然違う思いをするでしょうね。
2023年04月16日 23:28
こんばんは。

桜の咲く、古都鎌倉。いいですね(^^)
鎌倉の大仏は屋外に鎮座されているので、桜と一緒に撮れるのですね。奈良の大仏は大仏殿の中なので桜と一緒に撮るというわけにはいきませんね。
鎌倉は一度も行った事がないので、春か秋にゆっくりと歩いてみたいです。
2023年04月16日 23:31
こんばんは!
鎌倉の大仏さんへは小学生の頃遠足で言った記憶がありますが・・・
大人になってから出かけたこともなく、
ミクミティさんの案内でこうしてしみじみ眺めてみると
美しい大仏さんですね~☆
さくらも満開で大仏さんとの春爛漫のコラボが素敵です~☆
とてもいい時期にお出かけになって、よかったですね。
2023年04月18日 20:59
鎌倉の大仏・・その昔、一度行ったことがあります。
当時は大仏にはなんの興味もなかったのですが
今になっていろんなことを思うようになりました。
時代の流れなどいろいろ思うことがありますね。
胎内の写真をみて、大変な作業だったのだな〜と感じました。
すべて人力でしょうから、すごいエネルギーでしたのでしょうね。
2023年04月18日 21:16
たしかに奈良のものなどと比べると、小さいイメージがあります。
ですがこちらのほうが、創建当時の面影を残したものなのですね。
大仏殿もあったのですね。
もし残っていたら、より大きく感じられたかもしれません。
僕の地元近くには、「牛久大仏」がありますが、こちらはせいぜい30年くらいの歴史しかなく、歴史的には比べものになりません。
けっこう観光客の中には、牛久も古いものと勘違いして来る方もいるようです(笑)。
神奈川といえば、この前大庭城址に行ってきました。
ただ、あまりに地味な写真しか撮れなかったので、記事として公開するかどうか、迷っています。
2023年04月18日 21:37
★空蝉さん、早速のコメント有難うございます。

そうですね、高徳院の正式な山号を知っている人はほとんどいないでしょうね。確かに、お堂や伽藍が並ぶ訳ではないので、普通のお寺とは雰囲気が違いますよね。「露坐の大仏」の拝観が目的になります。
大仏はお寺のご本尊、それが桜と共演する様子は素敵ですよね。
他のお寺では味わえない魅力だと思います。
やはり、久しぶりに訪れると新鮮な発見がありますね。
2023年04月18日 21:44
★ろこさん、早速のコメント有難うございます。

高徳院の与謝野晶子の歌碑、存在感がありました。
やはり知っている人が多くて、歌碑の前で写真を撮る人は多かったです。
私から見ても、「美男」ですね。
それを明治の時代に、率直に表現するってインパクトがあったと思います。
謎の多い大仏様が、日本中に知られる国宝となって、外国人もハッピーにするなんて、凄いことですね。
久しぶりに食べた十割そば、美味しかったです。
2023年04月18日 21:52
★ゴンマックさん、早速のコメント有難うございます。

桜と大仏様、やっぱり素敵な光景でした。
見たかった様子を見られて嬉しかったです。この時だけなので。
私はいつもは江ノ電で行くのですが、今回はバスで。
思いのほか快適でした。
創建当時の事情に不明が多くてミステリアス。
それが誰もが知る鎌倉の国宝になっているのが不思議ですよね。
確かに、横顔と少し猫背の姿勢から深い優しさが伝わってくるようでした。
以前は気づかなった感覚です。
OZMA
2023年04月19日 06:47
昨年、初めて鎌倉を訪れましたが、渋滞のため観光時間が無くなり、残念ながら鎌倉大仏へ行くことが出来ませんでした。
鎌倉大仏を詳しく解説していただき、大変参考になりました。
いつの日か、桜の季節にリベンジしたいと思います^^
2023年04月19日 11:48
遠足で何度も行きましたが
大人になってもう数十年訪れていません
大仏様の中が面白かった記憶があります
大仏と桜の共演
写真映えしますし訪れたい時期ですね
2023年04月19日 17:39
こんにちは

大仏さまと桜の共演、お見事ですね。
鎌倉の大仏さまは謎が多いのですねぇ。
中に入れるのは知りませんでした。

頭を少し下げているおかげで、下からもお顔がよく見えるのですね。

野菜天蕎麦、おいしそうです(^o^)
2023年04月19日 20:13
私も神奈川県民だった頃、大仏は何度か訪れていますが、桜の時期は訪れたことがありません。こんな素敵な景色になるのですね。高徳院の正式名称は私もパットは出ませんでした。鎌倉大仏縁起によれば天平3(737)年に聖武天皇の勅願により関東総国分寺としての清浄泉寺が建立されたとのこと。「聖武帝草創 東三十三箇国 総国分寺」はそれに由来します。鎌倉大仏縁起によれは開基は行基とのことですが、これらが史実とは考えられず、高徳院の開山開基は不明ですね。十割そば古賀は入ったことがありません。美味しそうですね。
2023年04月19日 21:22
★nobaraさん、コメント有難うございます。

高徳院へお母様と行かれましたか。
鎌倉大仏に思い出があるのですね。
私も何度か訪れていますが、桜の時期は初めてでした。
大きな藁草履、もちろん大仏様用ですよね。
外で食べたのは、野菜天おろしのぶっかけそば。
久しぶりに10割蕎麦を美味しく頂きました。
2023年04月19日 21:28
★コスモスさん、コメント有難うございます。

6年前に鎌倉大仏様へ行かれましたか。
そんなに昔ではないですね。
私はもう15年以上来ていなかったです。桜との共演を拝みたかったのです。
お陰様で日光に照らされた姿を撮ることができました。
正面も横も後ろも。何枚も。
胎内の拝観料の50円。比較的に最近上がったようですね。
個人的には100円でもいいかなと思いました。
2023年04月19日 21:32
★poniesさん、コメント有難うございます。

やはり以前、鎌倉大仏を拝観されましたか。
普通はここまで深く歴史を調べないですよね。
私もこれまでは、見るだけでしたが、今回は少しその歴史を探ってみたかったのです。
青天の桜と大仏様の共演は、本当に年に数日。
それが見られて嬉しかったです。
2023年04月19日 21:38
★つむぎさん、コメント有難うございます。

大仏様と桜、お陰様で青天の下、見ることができました。
これが見られて嬉しかったです。
確かに自然にか囲まれた印象もありますね。
その建立の経緯がよく分からないのが本当に不思議です。
大仏殿もあったわけですから、大きな建設プロジェクトであったのは間違いないですから。
修学旅行の時に拝観されていますか。
奈良の大仏も素晴らしいですが、鎌倉の大仏も味がありますよね。
それをあらためて実感しました。
奈良の柿の葉寿司もまた食べたいです。
yukemuri
2023年04月19日 23:06
桜の時期の鎌倉はとても美しいですね
また、大仏さんと桜のコントラストも、まるで観光用のポスターのようにキレイです
しかしミクミティさんは桜の咲く頃に上手くお出かけしていますね
これほどタイミングを合わせるのは相当注意深く開花情報を見ていないとダメでしょう、さすがです
野菜天のぶっかけそばは十割りですか?
それは美味しいはずですね
桜に時期に鎌倉散策をし、〆に美味しい十割り蕎麦、最高の休日ですね!
2023年04月20日 20:06
大仏様は色々訪れていますが、
鎌倉の大仏様はお目にかかっていませんでした。
多くの人が集まって、人気では日本一でしょう。
奈良の大仏殿だと100人も入れば一杯ですから。
半数が外国人とは世界的人気の大仏様です。
歴史的価値に置いても日本一ですね。
更に屋外に座しているので桜と大仏様で、
とてもいい雰囲気です。
今回は鎌倉の大仏様の勉強もできて、
シンプル・イズ・ザ・ベストでした❣
2023年04月20日 21:40
★ekoさん、コメント有難うございます。

そうです、満開の桜の期間は限られています。
その日に、鎌倉大仏と桜のコラボを見ることができて嬉しかったです。
2回行かれましたか。確かに優しいお顔ですよね。
しかもミステリアス。それも魅力だと思います。
10割蕎麦を久しぶりに食べたかったのですよね。
2023年04月20日 21:45
★まりんさん、コメント有難うございます。

そうですね、鎌倉大仏の前は賑わっていました。
外国人の団体客が次々に訪れていたのです。
以前、ここへ何度も行かれたのですね。藤沢からなら近いですよね。
奈良の大仏様を見ると、鎌倉の大仏様は少し地味に見えますよね。
ただ、その歴史的価値を想い、お顔や姿をあらためて見るとその魅力を感じざるをえません。素晴らしいなと思いました。
桜とのコラボは、鎌倉の大仏様ならではですよね。
鎌倉の高校に通っていましたか。懐かしいでしょうね。
2023年04月20日 21:51
★コマダムさん、コメント有難うございます。


青天の下、大仏様と桜の共演を見たかった。
今回それが実現して嬉しかったです。限られた期間ですのでラッキーでした。思い出に残りますね。
大仏前は広々しているので、並んで撮るという感じではなかったです。
私にってベストショットは、やや右手。
実際は真正面から撮る人が多かったと思います。
鎌倉にこんなに外国人が多いんだと少し驚きました。
2023年04月20日 21:57
★壬生里さん、コメント有難うございます。

やはり鎌倉大仏には行かれましたか。江ノ電に乗って長谷駅で降りて行かれたと思います。
京都は当然ながら外国人観光客が多いですが、鎌倉もこんなに多いんだとちょっとビックリしました。団体客も個人客も多かったです。
5月から中国人観光客も増えるのですか。
益々賑わいますね。
2023年04月21日 23:07
★ロコさん、コメント有難うございます。

そうですか、鎌倉大仏へは何度も行かれましたか。
私は非常に久しぶり、桜の大仏のコラボを見たかったのです。
巨大な藁草履や横向きも撮りました。大仏様の胎内も見学しました。
その後の10割蕎麦が美味しかったです。
次回は、長谷寺が登場します。
2023年04月21日 23:11
★yasuhikoさん、コメント有難うございます。

ずっと前から桜の時期に鎌倉大仏へ行きたいと思っていたのです。
満開の桜と大仏様はやっぱり絵になります。
これが見られて嬉しかったです。
与謝野晶子の歌碑、以前は気が付きませんでした。
確かに「美男におはす」と言いきるのが気持ちいいですよね。
また『君死にたまふことなかれ』もありましたね。
率直に自分の心を表現するってある意味勇気がいることなのだと思います。
2023年04月21日 23:15
★茜雲さん、コメント有難うございます。

中学時代の修学旅行で鎌倉大仏へ行かれましたか。
私は奈良の大仏へ行きましたよ。いずれも遠い昔です。
今回は最近の桜のとの共演ということで、これが見られて嬉しかったです。
布袋の大仏は知りませんでした。
地元で愛されている大仏なのですね。
色眼鏡をかけた大仏、調べさせてもらいました。面白いですね。
2023年04月21日 23:20
★ポジティブオーラさん、コメント有難うございます。

そうですね、鎌倉の大仏は観光客で溢れていました。
その多くが外国人、ちょっと驚きでした。
桜と大仏を見れば誰もがハッピーになれますよね。
与謝野晶子の歌では釈迦牟尼仏と歌われているが、実は阿弥陀仏というのは、よく言われるらしいですね。やはり歌としての響きを重視したのでしょうかね。
胎内の様子を見て、ジーンと来るものがありました。
2023年04月21日 23:24
★かっちゃんさん、コメント有難うございます。

お陰様で、桜と大仏様の共演を見ることができました。
実はかなり前から見てみたかったのです。ようやく実現して嬉しかったです。桜の効果は凄いですね。
巨大な藁草履は大仏用ですね。
鎌倉大仏が総国分寺というのは、江戸時代の解釈だったかもしれません。
来年は絶対鎌倉に行きますか。どうぞ行かれください。
私もまた行くかもしれません。
2023年04月21日 23:27
★ミニミニ放送局さん、コメント有難うございます。

外国人が多いのは、インバウンドが急回復しているからだと思いますね。
桜の季節に大仏様を拝めたのはラッキーですよね。
実は私はかなり前から、これを見たかったのです。
優しいお顔が見られて嬉しかったです。
昔の大仏殿、ロマンがありますよね。
それを誰が建てたのか。分からないのが不思議ですよね。
2023年04月21日 23:41
★かるきちさん、コメント有難うございます。

そうですね、よく桜の時期に鎌倉へ行かれていましたね。
昨年は大仏様にも。私もようやく桜との共演を見ることができました。
大きな違いは、拝観者の数ですね。圧倒的な数の外国人がいましたよ。
今回、大仏様の謎についても、ちょっと突っ込んでみました。
ミステリアスですよ。
2023年04月21日 23:44
★tamiさん、コメント有難うございます。

そうですね、鎌倉大仏のお寺の名前はあまり知られていませんよね。
特に正式な山号なんてまず知っている人はいないと思います。
確かに、鎌倉時代から見ればソメイヨシノとのコラボは最近ですね。
いつ頃、植えられたのでしょうね。
中学の修学旅行で行かれましたか。
見たら全く感じ方や見方が違うと思いますよ。
2023年04月21日 23:47
★narayama2008さん、コメント有難うございます。

そうですね、桜の咲く古都鎌倉、魅力的で素敵な思い出となりました。
鎌倉は遠くはないですが、桜の時期に行ったことはなかったと思います。
鎌倉の大仏は屋外にあるからこそ、桜との共演が実現します。
今回、それが見られて嬉しかったです。
そうですね、四季折々で楽しめる鎌倉へ是非行かれて下さい。
2023年04月21日 23:57
★komichiさん、コメント有難うございます。

鎌倉の大仏へは小学生の遠足で行かれましたか。
私もそうです。その他、家族でも行ったり、学生の時も何度か。
大人になってから出かけてないのは、勿体無いですね。
今行くと、しみじみとその美しさや雄大さを味わえると思いますよ。。
満開の桜と大仏さんとの春爛漫のコラボ。
これが見られて嬉しかったです。
2023年04月22日 00:03
★ゆうさん、コメント有難うございます。

鎌倉の大仏、やはり以前に行かれてますか。
今になって眺めると、いろんなことを感じると思いますよ。
時代の流れは確かにありますね。外国人が多いのにビックリ。
胎内の様子も迫力がありました。これを770年前に造った人がいるわけで、、。
凄いパワーですね。偉大です。
2023年04月22日 00:11
★家ニスタさん、コメント有難うございます。

そうですね、奈良の大仏よりも鎌倉の大仏は小さく地味な印象があります。
大仏殿も無いですからね。とはいえ、鎌倉時代の姿をほぼ残すという大仏様は、やはり歴史の重みがあります。
残っていることが奇跡的だとも思います。
「牛久大仏」ですか、あまりの大きさ圧倒されますね。
もちろん、歴史は浅いですが、違った魅力がありますね。
いずれは歴史的建造物となるのでしょう。
大庭城ですか、渋~い。私は行ったこともありません。
2023年04月22日 00:14
★OZMAさん、コメント有難うございます。

そうでしたね、昨年鎌倉へ行かれていましたね。
渋滞のため時間が無くなり鎌倉大仏へ行けなかったのですか。
それはまだ楽しみを残しているということ。
またお出かけください。
2023年04月22日 00:18
★ジュンさん、コメント有難うございます。

やはり遠足で何度も行きましたか。私もまずは遠足で行きましたね。
大人になって再び訪れると、懐かしさもあるでしょうけど、新たな発見もあると思いますよ。何より違うものを感じると思います。
大仏様の中は、昔の人達の苦労や努力の跡を感じられるのですよね。
桜との共演は嬉しかったです。
2023年04月22日 00:22
★kojiさん、コメント有難うございます。

大仏様と桜の共演、以前から見たくて、ようやく拝むことができて嬉しかったです。やはり絵になります。
胎内も入れるのですよ。狭い通路から入ります。
頭を少し下げて視線を下に。考えられていますよね。
10割蕎麦が美味しかったです。
ご無沙汰しています、高徳院大仏、私もこの時期に行って、桜と大仏さんとのショットを撮ってきました、ここには大勢の外国人が見に来ていましたね、色々な人種の方たちが来て楽しんでいました、
2023年04月22日 12:58
★降魔成道さん、コメント有難うございます。

やはり神奈川県民としては、鎌倉大仏へ行くことはありますよね。
ただ、私も桜の時期は初めて訪れたかもしれません。
高徳院の正式名は、なかなか難しいですよね。
鎌倉大仏縁起は享保年間に書かれたそうですね。
当時の解釈で、鎌倉に聖武天皇の時代に関東総国分寺が置かれたというのも興味深い話です。その時の寺号が清浄泉寺だったのでしょうか。
いずれにしても、資料が少ないので謎に包まれていますよね。
そんなミステリアスさも魅力の一つだなと思います。
十割そばを久しぶりに食べて嬉しかったです。
2023年04月22日 13:03
★yukemuriさん、コメント有難うございます。

そうですね、桜の時期に鎌倉を訪れてみたかったのです。
大仏様と満開の桜のコラボを見られて嬉しかったです。
太陽が出ている時に何とか撮影しました。
確かに、桜の咲くタイミングを結構調べているとは思います。
やはりベストでの状態を見たいですからね。
なかなか難しいです。
野菜天のぶっかけそばは十割りでしたよ。
久しぶりに食べて美味しく頂きました。
2023年04月22日 13:08
★アルクノさん、コメント有難うございます。

そうでしたか、鎌倉大仏はまだ拝まれていませんか。
首都圏にありますから、観光客はそれなりに多いですね。
ただ、おそらく奈良の大仏の方が多くの観光客を集めていると思いますよ。
奈良全体が観光地として規模が多いですから。
お顔の古さという意味で、日本一の大仏かなと思います。
やはり、屋外なので満開の桜とのコラボは格別です。
これが見られて嬉しかったです。
2023年04月22日 13:14
fujisanさん、コメント有難うございます。

高徳院の大仏、おそらく同じに行かれたと思います。
3月30日です。時間帯も近くて、ニアミスだったかも。
それにしても、外国人の団体客が次々に来るのにちょっと驚きがありました。
よろこんでいましたよね。
2023年04月25日 17:42
こんにちは

謎多き鎌倉大仏
日本には奈良の大仏以上に
大きな大仏も有ったけど
鎌倉大仏が一番の美男だね
釈迦牟尼ではないけれど
2023年04月25日 21:20
★無門さん、コメント有難うございます。

そうですね、実は謎多き鎌倉大仏。歴史ロマンを感じます。
当時の大仏殿もどんなものだったか。
確かに、京都の方広寺の大仏は奈良の大仏より大きかったそうですね。
それでも、やはり残っているのが凄い。
鎌倉大仏の偉大なところです。
釈迦牟尼と与謝野晶子が詠んだのは、響きを重視して意図的だったのかもしれませんね。

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