金沢の香林坊から長町武家屋敷界隈を巡ってJR金沢駅へ
これまで私が令和4年(2022年)11月上旬に訪れた、金沢の旅のレポートを綴ってきましたが、今回で最後となります。
もう季節は春の訪れといった陽気ですが、よろしかったら秋の金沢紀行の最終回をご覧ください。
まずは、金沢きっての商業地、香林坊(こうりんぼう)から始まります。
戦国時代の比叡山の僧の名前に由来するという歴史を感じさせる地名ですよね。
ここは、百貨店や大型ショッピングセンターをはじめ、多くの飲食店やホテルが集まる北陸一の繁華街とも言われます。
私はあまり興味無かったのですが、妻はこの辺りをブラブラとショッピングするのを楽しみにしてました。
そこで、ここから別行動。私は、香林坊の大通りから西側の奥へと裏通りを入って行きました。
しばらくすると、道端に広い用水が流れる古い建物群が見えてきます。
この辺りが長町(ながまち)武家屋敷跡。この綺麗な用水は、大野庄用水(おおのしょうようすい)といいます。
かつて加賀藩の平士(へいし)と呼ばれる中級藩士たちの屋敷が建ち並んでいたエリアです。
観光客はそれ程多くなかったですが、西洋人をよく見かけました。
ここで最初に訪れたのは、武家屋敷跡 野村家。
尾張出身で藩祖前田利家の直臣であった野村伝兵衛(のむら でんべえ)の子孫代々の屋敷跡です。
御馬廻組組頭(おんままわりぐみくみがしら)や奉行職を歴任する家柄で、明治まで11代続いたそうです。
家禄は1200石とのことですから、かなりの家格ですね。
雪吊りの松が目を引く、なかなか重厚で落ち着いたたたずまい。立派で大きかったです。
中へ入ると、いかつい立派な鎧兜(よろいかぶと)が迎えてくれます。
これは、野村伝兵衛が手柄をあげた天正12年(1584年)の合戦で身に付けていたものだとか。
そこから、上品な装飾を備えた格式ある座敷が並びます。
襖絵も実に風流で見事。狩野派の逸品だそうです。素晴らしいと感じました。
更に、御簾(みす)のある一段上がった上段の間があったり。
「これが中級藩士の家?」と思ってしまいますが、やはり実際はちょっと違ったようです。
江戸時代後期に、加賀藩の支藩である大聖寺藩(だいしょうじはん)で、北前船(きたまえぶね)の船主として財を成した豪商、久保彦兵衛が、藩主をお招きするために建てた邸宅の一部を、昭和初期にここへ移築したのだとか。
やはりお金を掛けた豪邸だったのですね。
藩主を迎える上段の間の床の間には、加賀藩主13代の前田斉泰(なりやす)と14代の前田慶寧(よしやす)の書が掛かっていました。
それぞれ達筆だなと感心しました。何とも上品な部屋ですよね。
更に、別の部屋の一角には、こんな独特の箱が飾られていて目を引きます。
これは聲桶(こうけい)とって、桐箱の中にウグイスを入れて鳴き声を共鳴させて楽しんだとか。初めて見ました。
この頃には質実な武家屋敷というより贅沢で風流な邸宅となっていたのでしょう。
そして、こちらの武家屋敷の見所は、縁側から眺めるお庭なのです。
大きな庭園ではありませんが、細やかに造り込まれていると思いました。
古木と岩と池がバランスよく配置されています。
水は屋敷の外の大野庄用水から引かれているのだとか。
この庭は、アメリカの庭園雑誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」のランキングの常連であり、ミシュランの二つ星にも選ばれています。
外国人が好きな日本庭園といえるのでしょう。
よく見ると、こも掛けされた燈篭(とうろう)が可愛いですよね。
屋敷から出た玄関先にある立派な松の雪吊りも見事でした。
巨大なお城などとは違った、日本の伝統的で格調ある個人宅ということですね。
ここが外国人に人気があるスポットだということが分かる気がしました。
さて、武家屋敷跡 野村家を後にしてからは、大野庄用水沿いの通りを歩きました。
用水に沿って土塀が連なる様子が、かつての武家屋敷街の趣を感じさせてくれます。
土塀の下部が石垣になっているのが特徴的。
歩いていると古い屋敷が点在していて、絵になる心地よい景観に出会います。
大事に維持されているなと感じました。
覗き込むと大野庄用水の流れが綺麗で、実にさわやか。
戦国時代に掘られた金沢最古の用水が、現代も残され活用されているのが素晴らしい。
そして、長町武家屋敷跡の脇道の二の橋通りにも足を踏み入れましたよ。
この狭い路地の風情がたまりませんね。着物姿もよく似合います。
ここは金沢のポスター等にもよく使われる通り。12月からは土塀を雪から守るこも掛けが設置されるのですが、11月はまだでした。
クランク状になった通りを進みました。
石畳の両脇に、かつて武家屋敷が並んでいた面影が残っています。
同じ金沢でも茶屋街とは全く違う、落ち着いた風格ある雰囲気を感じますよね。
日を浴びた木造の扉と土塀が、温かく素敵な色合いを作っていました。
ところで、こんな趣ある武家屋敷跡界隈には大きな博物館もありました。
これが前田土佐守家資料館。こちらも見学しました。
加賀藩最上位の前田八家(まえだはっか)の一つ、家禄1万1千石の前田土佐守(まえだとさのかみ)家の様々な資料が展示されています。
藩内に大名クラスの家禄を持つ家が8つもあるのが、加賀藩の凄さ。
そんな藩の規模と格式の一端を感じさせる資料館でした。
こうして長町武家屋敷跡を後にして、香林坊の街中に戻りました。
ここでは、もう一つの用水、鞍月用水(くらつきようすい)が流れます。
今は、香林坊せせらぎ通りと呼ばれ、お洒落な飲食店・雑貨店・ブティックなどが並ぶショッピングエリア。
この用水も、もとは江戸時代初期に造られたのだとか。
ここで妻と落ち合いお昼を食べました。
せせらぎ通り沿いのお寿司屋、金澤玉寿司せせらぎ通り店です。
ここで食べたランチメニューが、百万石握り。
普段スーパーのパックか回転寿司チェーンでしかお寿司を食べない私にとっては、非常に久しぶりの本格的な握り寿司でした。
のどぐろ、ズワイガニ、金箔入りいくらなど、あまり食べたことの無いネタを、少し緊張感を持ちながら美味しくいただきましたよ。
旅の終わりに金沢でお寿司が食べられて嬉しかったです。
そう、そろそろ私の金沢の旅も終盤を迎えます。
香林坊を離れ、少し車を走らせて向かったのは、にし茶屋街。
ちょっと立ち寄って、少しだけブラブラと散策しました。
ひがし茶屋街と比べるとだいぶ小さいですが、少し雰囲気の違う茶屋街が全く違う場所にあるのも古都金沢の裾野の広さだなと思いました。
もちろん、武家屋敷街とは全く異なるたたずまい。
そこから少し歩いた先には、妙立寺(みょうりゅうじ)が。ちょっとのぞいてみたかったのです。
忍者寺として古くから知られている有名なお寺ですよね。以前、30年以上前に金沢へ来た時に訪れました。
今は事前予約制になっていて、予約しないと入るのにかなり待ちます。境内では多くの外国人が待っていました。
やはり人気がありますね。私はちょっと立ち寄っただけで中に入らず、帰路に着きました。
最後に、金沢からの帰りは北陸新幹線だったので当然ながらJR金沢駅へ向かいました。
駅前でレンタカーを返して、金沢駅の兼六園口へ。
そこには渋い茶色の大きな門、すなわち鼓門(つづみもん)がそびえます。
今や金沢の玄関口のシンボルとして、これまた有名になりました。
多くの人がここで記念写真を撮ります。当然ですよね。
鼓門をくぐると、鉄骨とガラスが天井を覆い尽くすドームになっているのですね。
これが「もてなしドーム」と呼ばれているのは今回初めて知りました。平成17年(2005年)の完成です。
駅を降りた人に差し出す雨傘をイメージしたとか。なかなか粋なコンセプトですね。
金沢駅は、アメリカの旅行雑誌に「世界で最も美しい駅14駅の一つ」に選ばれているそう。ということは日本では一番!
そのうちに鼓門のライトアップが開始。
そういえば「鼓門は赤ではなかったけ?」なんて思いながら、グリーンやブルーに色が変わっていきます。
後から知りましたが、土日祝日は、ライトアップが2分間隔で加賀五彩(えんじ、藍、草、黄土、古代紫)の5色で変わっていく趣向なのです。そうか、これは金沢城公園のライトアップイベントと同じだと納得。
となると当然「赤」。いや「えんじ色」の番もまわってきます。
私としては「これぞ鼓門!」。これを見て満足して、駅舎の中に入って行きました。
こうして旅の最後に、金沢駅のライトアップを見られてよかったです。
これで、令和4年(2022年)秋、私の金沢の旅のレポートは終了となります。
お陰様で、観光都市、金沢の新旧様々な名所を巡ることができました。以前来た時と比べると、観光地としての魅力が大幅アップした印象を受けました。時間がかかりましたが、こうして記事にすることができ、皆さんに読んで頂いたことが嬉しいです。有難うございました。
Samurai Residence Ruins, Kanazawa, Ishikawa, Japan
この記事へのコメント
お屋敷そのものに雪囲いがありました。
聲桶(こうけい)といって、桐箱の中にウグイスを入れて鳴き声を共鳴させて楽しんだ・・・
👆風流ですね^^ なかなか気持ちに余裕がないと、ですね。
こも掛けされた燈篭も可愛いですね。
お寿司も北陸のネタぶるまいですね。
わが家の近くに北陸のネタのきときとというお寿司屋さんがあるのですが。
夫はそこにいくとご機嫌ですが私は食べられるものが少ないです(笑
金沢駅の鼓門は圧倒されますよね。
ライトアップもされていたんですね^^
出かけた旅をだぶらせながら見させていただきました。
架かってる景色は、風情のあるものですね。
京都・上賀茂神社の社家もこんな
感じでしたが、こちらは武家屋敷だけに、
橋の造りも威風堂々といった感じがします。
武士の日常の暮らしが偲べるという事で、
外国の方にも人気があるんでしょう。
忍者寺・妙立寺は、見た目は同じなのに、
予約制になってましたか。その昔、家族旅行で
訪れた時に、子供たちからリクエストのあった
場所なので、何か懐かしい気がしました。
武家屋敷、良いですよね。外国人に人気が有るのも良く分かります、お城の次に侍を彷彿とさせますしね。w
お寿司、美味しそうですね。私も普段はお手頃な寿司ばかりですが、日本海側へと行くと美味しい魚介が食べたくなります。w
なつかしいです。
とは言っても旅したのはもう20年以上前ですが・・・
お屋敷ごとに橋が架かってる景色
風情があって忘れられません。
久しぶりにアルバムを出してみてしまいました。
外国の方にも人気があるんですね。
私が旅したころは外国の方の姿はほとんどありませんでしたが。
感じられるのが良いですね。
狭い路地の石畳が素敵ですし、武家屋敷の
前を流れる用水路と小橋が連なる風景も
今にもお侍さんが出てきそうですね。
鼓門 えんじ色がいいですね。
人に寄りお好みだと思うのですが・・、
こも掛け灯篭 寒さで石が割れない様に?の
配慮でしょうか、とても可愛く見えます。
大野庄の用水路もスッキリと見ごたえある
風景ですね。
金沢駅も遠い昔に訪れた場所とは違った街に
見えました。
いい旅をさせて頂きました。
重厚で落ち着いた佇まいが私まで歩いた気持にさせられました。
それにしても百万石握り立派で涎が出そう・・・
鼓門は今や金沢のシンボルとなりましたね!
用水路を先に造って武家に屋敷を割り当てたんでしょうね、今でいう
区画整理の後で人が住み付いたわけですから理想的な街造りですね
今で思えば防火のために広い道路敷があればよかった気がします。
金沢は川のある街で落ち着いた大都市で好きですね。
金沢紀行堪能いたしました
何回か行きましたが
20才の時
香林坊で飲んだお酒の味が
今でも忘られません
とても素敵な街ですね
長町武家屋敷・野村家の雰囲気は
武家屋敷らしい佇まいの中に優美な雰囲気もあって
なるほど藩主をお迎えするお部屋も見事ですね。
初めて知った「聲桶」、何とも風情のあること~!
清らかな水の流れる大野庄用水や鞍月用水・・・
土地の方たちの金沢を想う感じが伝わってきました。
最後の鼓門、こんなすごい門を作ったのですね~!
近いうちに私も友人と訪ねてみたいです~☆
ミクミティさんのお陰で金沢のことが少し深く
わかったような気がしています。
武家屋敷も行きたかったですが、時間の都合で行けなかったので、写真を見て楽しまさせて貰いました。
金沢も新幹線が開通して、観光客が増えたようです。金沢駅の鼓をひっくり返した建物は良く覚えています。
今は、金沢も外国人観光客が増えて、忍者寺は案内の人が説明してくれるですが、外国人観光客の方用に外国語での案内でしょうか?
京都も外国人観光客、多いけど、これからオーバーツリヅズムならないといいのになぁと思います。
金澤玉寿司のせせらぎ通り店があるのは知りませんでした
こちらの弟さんのお店が近江町市場内と、玉寿司本店の向かいにあります
そちらで食べた事はあるのですが、せせらぎ通り店も本店もありません
いつかチャンスがあったら食べてみたいです
金沢駅の鼓門は素敵ですよね
何度見ても良いなぁって思います
なんだかたまには金沢に行きたくなってきました・・・
長町武家屋敷跡界隈は落ち着いた佇まいで大野庄用水の流れも澄んで気持ち良さそうです。今でもお侍さんが出てきそうな雰囲気です。やはり外国の方には人気なんでしょうね。 野村家の内装が凄いですね。それにお庭はアメリカ庭園雑誌の上位にランキングされるだけあって大きな庭園でなくても趣がありますね。大きな松の雪吊りが見事です。
百万石握りが美味しそう。回転ずしとは違って豪華ですね。
金沢駅の鼓門はすっかり金沢のシンボルになりましたね。五色に変わるライトアップも素敵です。
見所満載の秋の金沢の旅楽しませて頂きました。
金沢駅のシンボル鼓門、もてなしドームのガラスの
天井素敵ですね。広々とした空間、本当に駅の利用者
観光客をもてなしてくれますね。それに美しいですね。
素敵な金沢旅行記でしたね。とても素敵な街、たくさん
楽しませて頂きました。
雪国の燈篭はみなこも掛けされるのですね。
百万石握りの金箔入り、さすが加賀百万石、豪華なこと。
我が家も普段はスーパーのパック寿司です。
鼓門はやはり「えんじ色」が似合います。
世界に誇る観光都市「金沢」の旅のレポート楽しかったです。
ありがとうございました。
歴史散歩、打って付けですね。レポートを拝見すると自分が旅をしているようです。ありがとうございました。
長町武家屋敷跡に行かれた時は、凄い雪が降っていましたか。
真冬ですから、土塀にこも掛けが設置されていたことでしょう。
その他にも、さまざま雪の対策があったことでしょう。
用水も雪を処理するのに活用されるのだと思います。
武家屋敷跡の野村家にあった聲桶。見かけも、いかにも風流。
ここにウグイスを入れたなんと凄いですよね。
庭には、こも掛けされた燈篭、いろいろと面白いものがありました。
お寿司も北陸のネタで、自分としては贅沢なランチでした。
というか、ランチでないと食べられないかも。思い出になりました。
最後の金沢駅の鼓門は、やっぱり見ておかないと。
地色はこげ茶だったのですね。赤だと思っていたのですよ。
そうなんです、大野庄用水は結構幅広ろで、屋敷に渡るための小橋が何本もかかっていました。独特の味がある景観ですよね。
確かに、上賀茂神社の社家の風景も似ていますね。
こちらは武家屋敷、やはり重厚で武骨さを感じます。
更に、土塀の風合いが昔の趣を感じさせます。
これが外国人に人気があるのですね。
もう一つ、忍者寺の妙立寺も。
わざわざ日本へ来て、このお寺を楽しみにしている外国人の多いこと。
忍者が好かれていることは微笑ましいですよね。
金沢の武家屋敷跡、伝統の趣と文化的な気品を感じさせます。
それが、外国人を惹きつけるのでしょう。
お城とは違う味わいとセンスの良さがあると思います。
金沢でお寿司が食べられて嬉しかったです。
たまには、いいかとちょっと贅沢なランチでした。
さすが加賀百万石前田家の城下町金沢、素敵な場所がたくさんありますね。
武家屋敷には鎧兜、なんだか重そうに感じましたがこれを身に付けていたのですね。
二の橋通りというのですか、こういう通りはぜひ歩きたいです。
金沢駅の鼓門、これは有名ですね。
金沢の素晴らしさを紹介して頂きありがとうございました(^^)
武家屋敷、とても立派ですね。建物、庭、雪吊りも外国の方に人気があるのもわかります。
大野庄用水、鞍月用水、いいですね。こんなふうに川が流れている町が好きです。
妙立寺は予約が必要なんですね。
有名な鼓門は知らないんです。古い金沢駅しか行ったことがないので・・・😅
20年以上前に香林坊から長町武家屋敷界隈へ行かれましたか。
お屋敷ごとに橋がかかる風景は印象的ですよね。
懐かしく思っていただけたなら嬉しいです。
西洋人が多かったですね。今は、外国のガイドブックにも金沢の魅力がたっぷり書かれていると思います。
そうですね、長町武家屋敷界隈は、落着きと風合いがある景観でした。
用水にかかる小橋もいい雰囲気でした。
脇に入った狭い路地の石畳の風情がたまりません。
金沢の代表的な景色の一つを味わえて嬉しかったです。
そうですね、鼓門は赤のイメージがありましたが、実はえんじ色だったのですね。私もこれが一番華やかだと思います。
金沢駅前は、見応えがありますよ。
こも掛け灯篭は、石を長持ちさせるためですかね。
大野庄用水に流れる水もきらきらと綺麗でした。
歴史ある武家屋敷跡をブラブラと散策しました。
用水沿いの土塀がつらなる風景は、なかなか味のあるものでした。
落ち着いた風合いに和の趣を感じました。
そんな場所の近くで、お寿司を食べられて嬉しかったです。
確かに鼓門は金沢の玄関のシンボルですね。私は旅の最後に見ましたが。
大野庄用水は、戦国時代に掘られたとか。
その後に加賀藩の武士が居を構えたのでしょう。
メインの通りはそれなりに広いのですが、脇道は狭いですね。
それが、時代の趣を感じらせるのですが。
金沢は川とお濠と用水路で作られた街だったのでしょうね。
私の拙い金沢紀行、楽しんで頂けたなら嬉しいです。
やはり何度も行かれましたか。
20才の時、香林坊でのお酒が思い出深いですか。
素敵な思い出ですね。
長町武家屋敷 野村家、威厳がありなら風流をさを併せ持つ、なかなか魅力的な邸宅でした。外国人にも知られた名所なんだと実感しました。
「聲桶」は見かけも独特の風格がある箱ですが、その使われ方が非常に風流ですよね。
外を流れる大野庄用水や鞍月用水には清らかな水が流れて爽やかでした。
金沢駅前の鼓門、迫力ある門でありながら芸術的でした。
是非、久しぶりに金沢へ行かれて下さい。
忍者寺はやはり人気がありました。特に外国人は忍者が好きですからね。
予約が必要なことは知っていましたが、ちょっと立ち寄ってみたのです。
懐かしさもありました。
もちろん、今の金沢は新幹線が開通して、観光名所も増えて、益々観光客が増えているでしょう。
駅前の鼓門は実に見応えがありますね。
オーバーツリヅズム、確かにそのリスクはあるのかもしれません。
武家屋敷地域なのかと年賀状から想像していました。
記事の住所はわかりませんがこんなところだったのかと。
綺麗に管理されていて加賀百万石のプライドが今も生きているようです。
このような武家屋敷の路地、ゆっくりとお散歩してみたいです。
お寿司も美味しそう。
いいなあ。
歴史あるものをきちんと手入れして保存し、観光資源にしてるところも素晴らしいですね。
金沢の地道な努力に感激してます!
聲桶(こうけい)・・知らなかったです。
こんなことをしていたのですね。
こも掛けされた燈篭・・なんとなくユニークな形。面白いです。(^o^)
私も・・スーパーのパックか回転寿司・・です・
「もてなしドーム」・・・こんな風になっているのですね。
さすが金沢ですね・・。
私は、超久しぶり金沢へ行きました。
以前、よく金沢へ行かれていたのですね。
さすがよく金沢のお寿司屋をご存じです。私はたまたまこの金澤玉寿司のせせらぎ通り店に入ったのです。安くはないですが、リーズナブルで上質なお寿司が食べらると思いました。
金沢駅の鼓門は、やっぱり見てみたかったのです。
夕方だったので、太鼓橋のライトアップも見られてよかったです。
金沢の武家屋敷跡の家並みや小径は、確かに小京都という言葉にぴったり。
鎌倉よりもずっと大きな都市ですが、新旧様々なタイプの名所があるのが魅力的だなと思いました。
長町武家屋敷跡の二の橋通は、和の趣と風合いが感じられて、そぞろ歩きが楽しかったです。もちろん、撮影も。
金沢の魚介以外のグルメもかなりありますので、いつか是非お出かけ下さい。
長町武家屋敷跡界隈は、落ち着いた趣を感じられる景観でした。
大野庄用水にかかる小橋のいい感じ。のぞきこんだ水の流れも綺麗でした。
これが戦国時代に造られたというのも凄いですよね。
ここは、外国人も人気のエリアだということも分かりました。
こじんまりとした和の魅力を感じされるからかもしれません。
百万石握りは、久しぶりの本格的なお寿司を食べましたよ。
金沢駅の鼓門は金沢のシンボルですね。
ライトアップが5色あるとは初めてしりました。
金沢駅のシンボルである鼓門、更にそこをくぐるともてなしドームが。
芸術的で素敵な駅だなと思いました。
駅に行くだけで楽しくなりますね。私は帰りがけにそれを味わいました。
私の金沢旅行記をお褒め頂き嬉しいです。
私の秋の「金沢シリーズ」で楽しんで頂けたなら嬉しいです。
金沢には和洋さまざまに名所がありますが、やはり趣ある伝統の和の文化がベースにあるなと感じました。
そうですか、やはり長町武家屋敷跡はお気に入りのスポットでしたか。
今回、土塀のこも掛けは見られませんでしたが、やはり実用的でありながら絵になる景観なのでしょうね。
角館武家屋敷にも行ったことがあります。緑が多くて枝垂れ桜が目立っていた印象があります。
北前船の船主の久保彦兵衛、蘇梁館には行きませんでした。
本当に豪商だったのですね。あらためて北前船の威力は凄いですね。
今回食べた百万石握り、私のとっては久しぶりの本格的なお寿司で嬉しかったです。気合が少し入りましたよ。
忍者寺妙立寺は私も懐かしく、ちょっと立ち寄ってみたのです。
武家屋敷跡野村家のこも掛けの燈篭、和の気品ある庭園の中でとても可愛らしかったです。大切に守られているんだなと感じました。
今回食べた百万石握りは私にとっては久しぶりの本格的なお寿司。
金箔入りもあって、華やかでもありますね。さすが金沢です。
最後に眺めた鼓門、渋い茶色もいいですが、華やかな「えんじ色」がやはりインパクトがありますよね。
私の金沢旅行も秋のこと。だいぶ前になってしまいました。
今回の北陸紀行を数か月かけてようやくレポートにしてまとめることができました。少しでも私の記事で旅行気分を味わって頂けたなら嬉しいです。
そうですね、金沢は国際的な観光都市。それが21世紀に入って益々魅力を高めてきたのだと思いました。そんな金沢の新旧の名所をレポートにまとめられて満足感があります。
武家屋敷にかざられた鎧兜、江戸時代になると先祖のかたみという感じだったような気がします。
長町武家屋敷跡の二の橋通りは、趣たっぷりの和の小径。
絵になる風景が撮れますよ。
最後に金沢駅の鼓門のライトアップが見られて嬉しかったです。
この界隈は行ったことがなかったので。
駅の鼓門は覚えがありますが、もてなしドームは??
まだできていなかったのかも、このキラキラを私が見逃すことはないと思うので(笑)
さて、次はどちらへ行かれますか?
金沢の武家屋敷跡、土塀があって建物、庭、用水など和の趣を感じられるのがよかったです。水も綺麗だなと思いました。
忍者寺として有名は妙立寺、要事前予約です。私は知っていながら、ふらっっと寄ってみました。懐かしかったので。
金沢駅前の鼓門、昔とは全く違ったモダンで壮大な駅になっていますよ。
長土塀という住所は、この長町武家屋敷跡界隈に非常に近いところです。
やはり土塀がこのエリアの象徴的な存在だと思いました。
下部は石垣で、江戸時代からの構造を維持しているのだと思います。
そこに用水が流れているのです。
確かにここにも加賀百万石の名残りがありますよね。
金沢の長町武家屋敷跡、いろいろと散策するのが楽しかったです。
用水が綺麗で印象的でした。狭い路地も和の趣がたっぷりで絵になりました。
そんな散策の後、本格的に寿司の握りを食べられて嬉しかったです。
たまたまなのですが。古いものを上手く残して観光資産にしていますよね。
金沢の武家屋敷跡野村家、確かに非常に豪華で風流なたたずまいでした。
聲桶というのは私も初めて。これが武家かと思ってしまいますね。
こも掛けされた燈篭は、格式ある庭園の中で可愛らしかったですよ。
本格的に握り寿司は久しぶりに味わいました。
金沢駅は鼓門だけでなく、もてなしドームも素晴らしいと思いました。
そうですね、華美でない質実剛健の武家屋敷、特に土塀が連なる景観からそれを感じますね。こちらへは行かれませんでしたか。
金沢駅の鼓門は、まだできてまもない頃に行かれたのでは。
門だけでなくこれをくぐった所の頭上にあるもてなしドームも壮観でしたよ。
歩くだけで楽しそうで、これが保存されているのにも驚きます。
近代化を拒んでいるんですね。
残そうという気持ちの方が強い感じもしますし、
観光地として、海外からのお客さんも期待できます。
鼓門からもてなしドームへ・・。
これはエンディングモニュメントとしても優れている感じです。
ライトアップの撮影までされ、気概を感じました。
次回の長編シリーズも楽しみにしています。
五カ月に渡る編集と記述、お疲れ様でした。
金沢の長町武家屋敷跡界隈、お茶屋街とは違った和の落ち着いた趣を感じられるエリアでした。大野庄用水と土塀が特徴的で心地よい景観を作っていたのです。
ただ、実際はマンションや遠くに高層ビルが見えたりして、ここが都会の一角というのも実感させられます。あまり写真には撮りませんでしたが。
外国人観光客が楽しめるというのはいいですよね。
それは忍者寺もそうでした。
金沢駅の鼓門とおもてなしドーム、私は旅の終わりに行きましたが、多くの人はまず最初に訪れるのでしょう。
金沢はいろんな場所でライトアップされていますから、考えながら観光する必要がありますね。
北陸の旅、結局まとめるの5カ月もかかってしまいました。
どこか覚えていません。
狭い道だったように思います。
それにしても立派な武家屋敷ですね。
桐箱の中にウグイスを入れて鳴き声を共鳴させたとは、
何と贅沢な楽しみですね。
私は工事中の金沢駅の印象があるので、完成後は見てないと思います。
鼓門と鉄骨とガラスのド-ムはかなり対照的ですね。
今度は北陸新幹線で行って見たいです。
金沢へ行かれたのは、十数年前、その時に武家屋敷通りへも訪れましたか。それは、おそらくこちらの長町武家屋敷跡だと思います。
土塀に囲まれた趣ある狭い道だったのではないですか。
私も武家屋敷跡野村家で見たウグイスを入れて楽しむ桐箱があるなんて、びっくり。この上なく贅沢と風流ですよね。
当時、金沢駅は工事中でしたか。是非、またいつか駅にも行かれて下さい。
さすが加賀藩ともなると、大名クラスの禄をもらう家臣の家がいくつもありますね。
こちらの資料館も行っていないので、あらためて行ってこないといけません。
僕もスーパーのパックでしか、お寿司を食べていません。
回転寿司でさえ、しばらくごぶさたです。
百万石握り、すごくおいしそうですね!
のどぐろ、ズワイガニ!
これで日本酒を飲んだら、最高でしょうね。
ぜひまた金沢を訪れ、今度は贅沢な寿司なども食べてみたいと思いました。
そうですか、武家屋敷跡やにし茶屋街も行かれませんでしたか。
やはり、金沢で時間をそれなりにとらないと行かないでしょうね。
確かに大名並みにの禄をもらう家臣の家が幾つもあるのがさすが加賀藩ですよね。いろんな資料館や博物館があって面白いですよ。
この近くで食べた百万石握りは、私にとっても久しぶりの本格的なお寿司でした。是非また金沢へ訪れて下さい。
いろいろ詳しく知ることが出来ました
玄関のシンボルも知らないことだらけでした
「もてなしドーム」素晴らしいのに驚きました
私の金沢の旅レポートで楽しんで頂けたなら嬉しいです。
本当に色んな魅力のある観光都市ですよね。
駅の玄関のシンボルも素敵でしたよ。
是非いつか行かれて下さい。
それにしても、最終日にこれだけ広範囲に廻ってるんですねえ@@健脚にはビックリ@@
野村家庭園は20年ほど前に、アメリカで紹介されて以来人気になっているようです。ただ建物も庭園も改造や移築が加えられていますが、貴重な存在になっています。往時も結構な広さだったと云われています。加賀藩の基準なら240坪の敷地面積のはずですから、今の倍以上あったはず。
加賀藩の基準は扶持米10石に2坪の敷地が配されていたんです。加賀藩で1000石以上の家臣は76家。野村家は上級の端っこですがこれですからねえ^^;
敷地を配給されていたのが足軽以上で3000家ですから、武士の家だらけ^^;金沢はまさに武家の都市だったんです。その多くの家屋敷が没落や開発で消えていて、長町の町並みは貴重な存在です。
ミクミティさんが歩かれたせせらぎ通りの用水は外惣構の跡になるんですが、用水の東の金沢城寄りが上級武士、西側が中下級武士の敷地で、例外は江戸中期に開設した長家の敷地が西にあったことくらい。
長町武家屋敷跡を歩いていて見つけたのが前田土佐守家資料館。
加賀八家という言葉を知っていても、より興味を持てたのは、つとつとさんのブログを読んでいたからでしょう。だからこそ、しっかり見学しようと思ったのです。実際に行って、巨大な加賀藩の一端を知ることができて良かったなと思いました。
神沢の旅の最終日、レンタカーで廻りましたから、そんなに健脚という程でもないですよ。もちろん、それなりに歩きましたが。
武家屋敷の野村家は、往時は今の倍以上あったのですか。
1200石はかなりの家禄ですからね。
やはり、1000石以上の家臣は76家というのが、加賀藩の凄さですね。
足軽以上で3000家には驚くばかり、武家の都市だった頃を見てみたいです。
その多くが今は無くなっていますよね。長町はそれな武家屋敷のエッセンスを何か所から集めて成り立っているんだなと感じました。中級クラスと書かれていましたが、あきらかに中の上ですよね。